出版社内容情報
清武弘嗣が初めて書き下ろした「自分史」
2011年8月、清武弘嗣は初のA代表に21歳で召集された。札幌での日韓戦でいきなりの2アシストを決め、鮮烈な代表デビュー。しかし、本人はこの時の心情をこう記す。
「代表選出の話を聞いた瞬間、『えっ、マジかよ』って思った。俺にはまだ早すぎるって。(中略)合宿に合流すると言われた時、真っ先に思ったのは「緊張するなあ」ということだった。俺は人見知りが激しく、特に初対面の人は苦手。合宿の朝食は8時からだが7時半に一人で行き、さっさと食べて部屋に引きこもっていた。夜の自由時間も自分の部屋に閉じこもり、一人でゲームをしていた。たった3日間だったけど『早く帰りて~』って毎日思っていたもん」――素顔の清武弘嗣は、意外にも「恥ずかしがり屋で人見知りで謙虚で超マイナス思考」。が、一旦ピッチに入ると人間が豹変する。神業的スルーパス、驚異の運動量、強烈なミドル、ピンポイントFK……。日本サッカー界の未来を担う若きMFが、初めて綴った自分史。天賦の才だけで順調にトップ選手に上りつめた印象の裏にある、想像を絶する、努力と挫折。がむしゃらに走り続けてきたその半生を明かす!
【編集担当からのおすすめ情報】
17歳。極めて貴重な1年間を清武弘嗣は病気と怪我で棒に振った。
「保育士を目指して、将来は子供たちと楽しくサッカーをやろう」とまで決心した。
彼は、いかにしてこのどん底から日本代表にまで上りつめたのか?
「夢を叶えられる人は、わずかしかいない」だから「がむしゃらに走り続ける」、そんな半生を清武弘嗣自身が初めて綴った!
目次
1 サッカーとの出合い―大分トリニータユース(サッカーとの出合い;文武両道 ほか)
2 大分トリニータ、セレッソ大阪そしてドイツへ(ガラスのハート;悪夢の14連敗 ほか)
3 初めての国際経験―ロンドン五輪(慶悟へのラストパス;涙の戦線離脱 ほか)
4 1.FCニュルンベルク(がむしゃらなスタート;「どうしたらいいんやろう」 ほか)
5 日本代表として(気が乗らんかった初の代表選出;引きこもりの3日間 ほか)
著者等紹介
清武弘嗣[キヨタケヒロシ]
1989年11月12日生まれ。大分市出身。大分トリニータU15、U18を経て2008年にトップチームに昇格。10年セレッソ大阪に移籍、初年度からドイツに渡った香川真司の穴を埋める存在として、レギュラーに定着する。翌11年8月には日本代表に初選出、いきなりデビュー戦で2アシストを上げた。同年Jリーグベストイレブン。12年7月、ブンデスリーガの1.FCニュルンベルクへ完全移籍。開幕戦からレギュラーとして起用され、リーグ4位となる10アシストを記録する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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