内容説明
ファミリーの“鉄槌”となり、攻撃的な気性を武器に、野心を深めてゆくダンテ。ラスヴェガスで育ち、ハリウッド女優と恋に落ち、組織の意向に逆らってまで映画産業に関わってゆくクロス。マフィアの新たな世代を担う二人は、それぞれの道を歩みながらも、やがて避け得ない対決に向かいはじめる…全世界にセンセーションを巻き起こした名作『ゴッドファーザー』の著者が、新時代に直面するマフィアの姿を描く入魂の大作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
1
全体的に『ゴッドファーザー』と比べるとテンポ感に欠ける。特に上巻におけるハリウッド関連のパートは面白味もないのでウンザリさせられた。 その流れは下巻でもなかなか変わらず、このまま終わってしまうのかと心配になってしまったが、最後は『ゴッドファーザー』とは違う形の世代交代劇を起因として、関わる人たちの人生を予期せぬ方向へと変化させていく様が面白かった。2021/05/02
オカピー
0
ラスベガス、ロサンゼルス、ニューヨーク、若いころ仕事と遊びで行ったところを思い出しながら、読みふけってしまいました。素直に面白かった。2020/06/25
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