ハヤカワ文庫JA<br> 蒸気と錬金―Stealchemy Fairytale

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ハヤカワ文庫JA
蒸気と錬金―Stealchemy Fairytale

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150314729
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

蒸気機関と錬金術の産業革命で近代化を果たした、19世紀英国。売れない小説家の「私」は〈幻燈種〉ポーシャとアヴァロンへ旅立つ

内容説明

蒸気錬金術の実用化に成功、急速な発展を遂げつつある大英帝国。ロンドンで暮らす売れない小説家の「私」は食い詰めた挙げ句に、編集者から理法と恩寵の島アヴァロンへの取材旅行を提案される。傑作の執筆を志して一念発起した私は、見知らぬ若紳士から格安の蒸気錬金式幻燈機と妖精型幻燈種―ポーシャと名付けた―を売りつけられ、揚々と旅立ったが!?蒸気と幻燈がゆらめき、錬金と理法が踊り舞うフェアリーテイル。

著者等紹介

花田一三六[ハナダイサム]
1971年生まれ。1994年に「ザ・スニーカー」掲載の短篇「八の弓、死鳥の矢」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

50
スチームパンク的発展を遂げた大英帝国に住む売れない作家な「私」。勧めのままに旅行記の行き場所を決めた「私」と相棒になったポーシャの前に次々とトラブルが降りかかる。世界観や設定は色々細かく書いてそうなのに、「私」の書き方がまずいのか(売れない作家らしいと言っちゃらしい)伝わりにくいし、なんなら彼が巻き込まれてる出来事でさえ、実は蚊帳の外感がある。ポーシャとの毒舌会話は良かったかな。2023/08/08

芳樹

49
蒸気機関の発達で錬金術が錬金学として確立した19世紀の英国。売れない作家の「私」は糊口を凌ぐため超能力を持つ民が住む島アヴァロンに赴き旅行記を執筆することに。同行するのは蒸気錬金が生んだ”妖精型幻燈種(AI内蔵ナビが自分の姿をホログラムで投影したようなものかな)“のポーシャで…。「私」とポーシャの丁々発止のやり取りが面白い冒険譚。「私」が出先で陰謀めいたトラブルに巻き込まれるのですが、誰が敵か味方か分からないのでドキドキしながら読み進めました。最後まで謎が残るので続編があるのでしょう。解決編が楽しみです。2021/02/25

よっち

41
蒸気錬金術で急速な発展を遂げつつある大英帝国。そんな中、ロンドンの売れない小説家の「私」が、編集者から提案されて毒舌幻燈種と共に理法と恩寵の島アヴァロンへの取材旅行に赴く蒸気錬金妖精譚。毒舌なポーシャをパートナーに三文作家の主人公が旅行記を書くためにアヴァロンに向かう展開で、いまいち状況を把握しきれていない主人公の視点で物事が進むため、現段階ではやや全体の構図がぼんやりしていた感もありましたが、軽妙なポーシャとのやりとりやトラブルに次々と巻き込まれがちな展開はわりと面白かったです。続編にも期待しています。2021/03/22

泰然

37
メタさ、主人公とヒロイン(?)の毒舌軽妙な掛け合いの楽しさ、快調なテンポとアイリッシュ風味の小洒落た演出が楽しい作品。作品の舞台となるアヴァロンは、押井守原作の同名映画にある荘厳不可思議なイメージとは真逆で、主人公はドタバタ事件に巻き込まれる。この男の旅の相方を務めるのは蒸気錬金術で〈帽子〉からプロジェクションされる妖精型の人工知能映像。じゃじゃ馬、おてんば、を通り越して主人公を振り回して、話の展開も回す。本作はスチームSFよりはハヤカワ演出の英国推理風お伽話として読むのが良い。正に終わり良くば全て良し。2021/05/24

タカギ

26
パラレルワールドの英国を舞台にしたファンタジー。ロンドンでは蒸気錬金術が発達し、アヴァロン島では魔法が息づいていた。売れない小説家の主人公がアヴァロン島へ取材旅行に行って、様々なトラブルに見舞われる。主人公の帽子には〈幻燈種〉というホログラムつきAIみたいなものが搭載されているんだけど、私はこの悪態つきっぱなしの幻燈種にはうんざりした。あと主人公がずーっと「お金がない」と言っていることもストレスだった。最後はまあまあ面白かったけど、超盛り上がるシーンはないかなあ。2022/02/02

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