出版社内容情報
水中行動に特化した能力を持つ傭兵が、二つの勢力がぶつかりあう水の惑星での陰謀の渦中に! 探査に加わっていたジョウたちは?
内容説明
水中行動に特化した能力を持つ傭兵アプサラは、銀河連合の管理のもと、二つの勢力が内戦を展開している、水の惑星マルガラスでの軍事活動に従事していた。その内戦のさなか、マルガラスの先史文明調査チームの責任者ディーラーを護衛するため、ジョウとアルフィンは海底遺跡調査船に乗り組んでいた。しかし戦闘に巻きこまれた際に、アプサラと接触したことで、調査は二つの勢力の思惑をめぐって意外な方向へ転がり出す。
著者等紹介
高千穂遙[タカチホハルカ]
1951年愛知県名古屋市生まれ。法政大学社会学部卒。在学中にアニメーション企画・制作会社「スタジオぬえ」を設立。1977年“クラッシャージョウ”シリーズ『連帯惑星ピザンの危機』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白きゅま
36
海洋惑星マルガラスの先史文明調査チームの護衛をすることになったジョウとアルフィンが、国家の複雑な勢力に巻き込まれて、高等生命体との遭遇を描く、8年振りのシリーズ最新作第11弾!長いこと待った甲斐があり、なかなか楽しく読むことが出来ました(^^)/アプサラやディーラー、キングと魅力的なサブキャラクターが多く、今後も期待が持てるシリーズ作となっています(^^)少し時間を置いてから、別巻の「虹色の地獄」と「ドルロイの嵐」も再読します!14-202014/02/28
まつじん
22
う~ん、あんまりジョウは活躍してないなぁ。昔と変わらぬ、というか進歩してない気がするんですがね。2013/06/17
河瀬瑞穂@トマト教司祭枢機卿@MMM団団長
19
クラッシャージョウの新作。ですが、クラッシャージョウであった必要は無し。しかし世界観設定はジョウなので、シリーズを読んでいないと解らないと言う、何とも中途半端な印象。この印象は、少し前に読んだ「華竜の宮」が海洋SFとして良かったので、つい比較してしまうせいだろうか。しかし、人類外文明との出会いにしても、ジョウたちは「銀河系最後の秘宝」で人類以外の超文明と出会っているのですから、接し方ももっと違うだろうにと、いろいろと何とも言えない読後感でした。2013/04/20
不羈
18
久方ぶりの新作を堪能。ジョウ達は脇役だったが、それでも楽しめた。 著者が本書を書くきっかけとなった久川綾氏の楽曲「水のラビリンス」を聴いてみたい。2013/04/04
☆kubo
14
うー、すごく楽しみにしていたのに、なんか物足りないなあ。設定もストーリーもそんなに悪くないのに。チームで動いてないからかな?チーム内での会話が少なーい!初期の話の方が面白かった。あと、インスパイアされたという曲の歌詞も載せて欲しい。2013/02/24
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