ハヤカワ文庫SF<br> 平和という名の廃墟〈下〉

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ハヤカワ文庫SF
平和という名の廃墟〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150123840
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



アーカディ・マーティーン[マーティーン アーカディ]
著・文・その他

内田 昌之[ウチダ マサユキ]
翻訳

内容説明

銀河帝国テイクスカラアン艦隊司令官のナイン・ハイビスカスは、宇宙で自軍の戦闘機と操縦士たちが謎のエイリアン船に溶かされ食い破られる恐るべき光景を目撃する。この得体の知れない相手との停戦交渉役として、帝国の特使スリー・シーグラスがあたることになった。彼女は既知のルスエル大使マヒートとともに、最悪のファーストコンタクトへと挑むのだが…。ヒューゴー賞を連続受賞した二部作完結篇。

著者等紹介

マーティーン,アーカディ[マーティーン,アーカディ] [Martine,Arkady]
1985年、ニューヨーク生まれ。ラトガーズ大学でビザンツ帝国史の博士号を取得後、メリーランド大学で都市計画の修士号を取得。2012年に短篇“Lace Downstairs”でデビュー。短篇の執筆を重ね、2019年に『帝国という名の記憶』(ハヤカワ文庫SF)で長篇デビュー、2020年度のヒューゴー賞長篇部門を受賞した。2021年に刊行されたその続篇である本書で、2022年度のヒューゴー賞長篇部門とローカス賞SF長篇部門を受賞している。現在は、ニューメキシコ州のエネルギー問題に関する政策アドバイザーとして、気候変動の緩和などに取り組んでいる。パートナーである作家のヴィヴィアン・ショーとともにニューメキシコ州サンタフェ在住

内田昌之[ウチダマサユキ]
1961年生、神奈川大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべよしお

19
 面白いし、ストーリー展開も巧み。次作もきっと読む。けれども、敵の事や全体の政治的思惑をはじめ、さらにはたった1人が敵と通じ合っただけで、どのように停戦が実現したのか。敵の生態的正体も敵と同一化した副官の現実的な状態などなど、分からない事が多すぎて、モヤモヤ感も。スッキリしない部分が多すぎて。もっと精度を上げて読むべきなのだろうか。 2022/11/12

もち

17
「約束する」◆交渉の第一歩を踏み出したマヒートたち。だが同じ頃、帝国では殺戮兵器による先制攻撃が立案されていた。廃墟とした後の果てなき戦争か、あまりにも遠い平和への歩みか――。岐路に立つのは、大使と、特使と、花と群れ。帝国の道筋を糺すべく、少年は叫ぶ。■開戦を防ぐため採られた手段の壮絶さに、その一途さに、理屈抜きの感動が溢れた。異星人の構造から導かれる、ただ1つの無残な折衝策。外交、諜報、軍事、文化、恋愛。多様から成る群体の中心では、人間の想いが燦々と輝いている。2022/10/26

Mc6ρ助

14
何本ものストーリーラインが1本に収斂して手に入れる平和、「伏線回収」が言葉の遊びと思ってしてしまった、ヒューゴ賞かくなるやと納得の傑作だった。トリックスターな彼についてはまだまだ語られることがあるのじゃなかろうかと、続刊を期待してしまうが、それは別の物語なのだろう。2022/12/26

本の蟲

12
正体不明のエイリアンの侵攻を受けた銀河帝国テイクスカラアン。艦隊司令官ナイン・ハイビスカスは、その実力と名声から、上層部一部から戦死を望まれていた。エイリアン来襲を帝国に告げた辺境の独立政体ルスエル・ステーションもまた、帝国弱体化のために戦争継続を狙っている。妨害工作の密命をおびつつ、停戦交渉役として最前線に向かったルスエル大使マヒートだが…。戦争の裏で様々な陰謀と政治的駆け引きが行われるなか、エイリアンとのファーストコンタクトがなされる。彼らの目的と正体とは?(続2022/12/03

hexia

10
帝国と異種族との和平成る。ついでに主人公二人の仲も回復してハッピーエンド▼皇嗣エイト・アンチドートが自らの良心と思考によって大量破壊兵器の使用に反対し、独自に詔勅を発する流れが見事。前作ラストから大いに成長したなと目を細めるばかり。また、集合意識とくればSFでは定番の存在だが、交渉中の相手が「これ集合意識体だ!」とはなかなか気付きにくいだろう。シケイダさんがこれに気づくまでのイラストのやり取りもぜひ見てみたかった▼本巻でシリーズは一応の区切りらしいが、魅力的な世界で続きが大いに気になる。魅力ある大作だった2023/03/31

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