ハヤカワ文庫SF<br> クロストーク〈下〉

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ハヤカワ文庫SF
クロストーク〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150123468
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

恋人の愛情をダイレクトに伝えてくれるはずのEED処置なのに、ブリディはとんでもない相手と接続してしまう。しかも、やがて不特定多数の心の声が聞こえ始め、パニックに陥るブリディ。そんな彼女に救いの手を差し伸べてくれたのは、変人だと思っていたCBだった…。人の心がわかることは呪いなのか、福音なのか?SFならではのモチーフでコミュニケーションの未来をコミカルに描き出す、ラブコメサスペンス大作。

著者等紹介

ウィリス,コニー[ウィリス,コニー] [Willis,Connie]
1945年コロラド州デンヴァー生まれ。1967年、北コロラド大学卒業後、教師をつとめるかたわら小説を発表しはじめる。タイムトラベルSF(オックスフォード大学史学部シリーズ)の第1作「空襲警報」(1982)でヒューゴー賞/ネビュラ賞を受賞。シリーズ初長篇『ドゥームズデイ・ブック』(1992)は、ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞の三冠を達成した。1998年発表のシリーズ長篇第2作『犬は勘定に入れません』でヒューゴー賞/ローカス賞を受賞。2001年発表の臨死体験サスペンス『航路』は「ベストSF2002」第1位を獲得した。2010年発表の“オックスフォード大学史学部シリーズ”作品『ブラックアウト』とその続篇『オール・クリア』(以上、ハヤカワ文庫SF刊)で、ヒューゴ-賞/ネビュラ賞/ローカス賞の三冠をふたたび獲得した

大森望[オオモリノゾミ]
1961年生、京都大学文学部卒、翻訳家・書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふりや

11
上巻に引き続き、下巻もページを捲る手が止まらない面白さ。軽快でユーモアの効いた会話や二転三転する展開、往年のミュージカルや小説へのオマージュなど、読みどころがたくさん。「過剰なコミュニケーションは幸福をもたらすか?」というテーマも底にあるとは思いますが、重苦しく考えずに素直に楽しめる作品です。「コニー・ウィリスの物語は回りくどくて苦手」という人がいるのも知っていますが、自分にとっては本作は本当に最高の作品。ポップなストーリーに胸が高鳴るラブコメ要素、そして完璧なラスト。次回作が出るのが待ち遠しいです。2021/11/19

Kotaro Nagai

9
下巻になると、ヒロインが襲いかかる災厄にパニックに陥り、それを親身になって助けてくれる人物が現れる。本作品のテーマはある種「超能力」ですが、昨今のSFにおいてはもはや手垢にまみれたテーマで、「またか」とか「今さら?」と見なされかねない。が、ウィリスの手にかかると現在の情報伝達溢れる社会でこそ面白い切り口になると思わせられる。同時にヒロインが選ぶ理想の相手はどこにあるのかというテーマでもある。ブリディ、鈍いぞ。早く気づいてほしいとじれったくも思ったり。ラブコメ×SF×サスペンスというタスキ文書に偽りなし。2025/01/08

やすお

6
テレパス同士がコミュニケーションできるようになり、混乱度はさらに上がる。そして伏線がどんどん回収されていく。CBや大叔母の言動の背景が明らかになっていくのだが、予想の範囲かなと思いつつも、「うわっ! !ややこし! 」と思うくらい真相もごちゃごちゃしている。とはいえ、背景も含めて物語は交通整理ができていくのだが、本当にこの背景で上巻の登場人物の言動に矛盾は生じていないのだろうかと心配になる(検証は面倒だから私はしない)。 コニー・ウィリスらしい作品である。2022/08/14

kinka

5
年末年始の休みに読もうと思って結局年が明けて仕事始まってからしか読めなかったやつ。脳外科手術のせいで意図せざる能力が目覚めちゃった女性がヒロインという、SF(すこしふしぎ)系スラップスティックラブコメ。内容の割に長いけど、ウィリスだからね、仕方ないね…。2022/01/17

イツキ

5
面白くはありましたが最後まで登場人物たちも怒涛の会話劇も好きになれないままでした。相手の会話を遮って喋る、同じような会話や行動を間を置かずに繰り返すというのが苦手な人は合わないように思います。2021/12/03

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