出版社内容情報
地球上のミニ地球内部では、記憶を失ったレジナルド・ブルたちが"前衛騎兵"として時間塔の修道士が命じる任務をこなしていた!
内容説明
“アインシュタインの涙”と呼ばれるミニ地球に閉じこめられた百五億のテラ住民たちは、ヴィシュナのもくろみどおりヴィールス・インペリウムの一部となり、巨大コンピュータの情報処理作業に没頭していた。難をのがれたエルンスト・エラートと四次元性の影チュトンも、ヴィシュナの基地にあるクリスタル建造物“時間塔”の底に監禁されてしまう。この時間塔を管理しているのは、修道士を名乗る謎めいた存在の者だった!
著者等紹介
林啓子[ハヤシケイコ]
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒、外資系メーカー勤務、通訳・翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
5
標題作と「コスモクラートの決闘」の二篇収録。危機にあるテラを救うため「グレイの回廊」を突破できずにいたロワをはじめとする《ラカル・ウールヴァ》の面々。事態打開のため、タウレクが彼の宇宙機《シゼル》を使って強行突破を試みる。ロワとデメテルも同行し、からくも回廊を突破。そこではヴィシュナがテラニアを自らの拠点にし、人類をミニ地球に閉じ込めヴィールス・インペリウムとして稼働。エラートとチュトンも絶望的な戦いを繰り広げていた…。本巻でヴィシュナとの決着はもちろんチュトンの正体もわかるのだが、まさかそんな関係とは!2019/02/25
mabo510
0
ヴィシュナが改心??コスモクラートって結局なんなん??2019/03/08