出版社内容情報
伝説の最強兵器を手にいれたルーワーの科学者ふたりは、あらたな目標をめざすが……!?
内容説明
ルーワー種族の最強兵器サクエト=クム=ヘルクは、あらゆる技術機器の集合体であり、宇宙船にもなるスーパーロボットだった。ルーワーの科学者ジャルクス=テルフトとグノッガー=ザムは、このロボットに乗り、先祖が敵の手から守ろうとしてかくした“物体”をとりもどしに向かう。物体からとどくインパルスにしたがって到着したのは、太陽系であった。その第三惑星…すなわち地球にインパルスの発信源があったのだ。世界最長のスペースオペラ。
著者等紹介
五十嵐洋[イガラシヒロシ]
1957年生、1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家、「ペリー・ローダン」シリーズ統括。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
3
ルーワーの最終兵器サクエト=クム=ヘルクを巡る争奪戦が、ガイア・ミュータントのマルゴルとティフラーとの間で行われる。しかし、ティフラー、相手がミュータントだと知るまでが長くない?アダムスの部下が不可解な死を遂げた時点で、推測できるのでは?それとサクエト=クム=ヘルクがいかに優れた兵器かが前半で説明されるけれど、本巻ではあまりそれを感じず。今いちの巻でした。2013/01/14
鐵太郎
1
サクエト=クム=ヘルクとは、伝説の武器製造者サクエト=エーノの未完のライフワーク、究極のスーパーロボットでした。ルーワーの技術の粋をつくして作られたもので、“ヘルク”と命名された数千の自立するコンポーネントで構成されたもの。このロボットが今回の鍵に...なるのか?w2013/06/18
llll'
0
2013/12/15
とうくぼやかや
0
マルゴルの特殊能力を巡って瓦礫人まで餌食に。ピラミッドの上でロボットバトルとか。一方的にやられてたけど。地球の1都市から数光年、数光秒の宇宙空間から別次元からと、めまぐるしく舞台が移動。ティフラーたちにもようやくマルゴルの存在が見え始めるのか、といったところで、あわやハルノまで消滅すんのかと冷や冷やしたし。表紙のエアウィがかわいい。女の武器とか本気で?2013/01/16