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ハヤカワ文庫
量子真空

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  • サイズ 文庫判/ページ数 1215/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150116743
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

生物知性を見つけしだい破壊する謎の機械生命が人類を探知した!この怖るべき事態を知った連接脳派は、脱出用に最速の近光速宇宙船団を建造し、同時にかつて自らが開発した何者かに強奪された“隠匿兵器”の再入手を計画する。だが、連接脳派だけが生き残ることに反発したクラバインは、全人類のため、独力で“隠匿兵器”を再入手すべく、孔雀座デルタ星系へと向かうが…!?絶賛を博した『啓示空間』の待望の続篇登場。

著者等紹介

レナルズ,アレステア[レナルズ,アレステア][Reynolds,Alastair]
1966年イギリスの南ウェールズ生まれ。ニューカッスル大学で物理と天文学を学び、スコットランドのセントアンドリュース大学で天文学の博士号を取得した。1991年、オランダに移住し欧州宇宙技術センターに入社。その前年の1990年、『インターゾーン』第36号に掲載された短篇“Nunivak Snowflakes”で作家デビュー。以来、兼業作家として短篇の発表を続け、2000年に『啓示空間』で長篇デビュー。たちまち注目を集め、翌年発表した第2長篇『カズムシティ』で英国SF協会賞を受賞。その後も重厚な長篇SFを発表し、現代英国SF界を代表する俊英として高く評価されている

中原尚哉[ナカハラナオヤ]
1964年生、1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuji

8
カズムシティを飛ばして、こちらから。「火星の長城」読んでたから、良かったけど。1200P超の物量でしたが、もう慣れました。というか今回続編でありがちな、作者と読者の共犯関係で、都合のよい物語りが延々続いちゃったというかんじ。短編はあんなに暗いのにこちらは、あっけらかんとして。ま、そこそこ面白いからいいけどねー。2014/09/16

猿吉君

6
シリーズを全部読んでから読んで正解、アベンジャーズ的にいろんなキャラが大集合します。それは良いんですし面白かったんですが・・・日本ではここで翻訳ストップで出版予定は恐らく無しみたいですがいわゆる「決着」がついてなくて全然続きそう、そして続きが読みたい!!のがかなりストレスでした(^-^; 75/100→作品とかストーリーとかキャラとかは好き、でも続きが読めないのがかなり✖(>_<)2020/05/25

unknown

6
連作短編集『火星の長城』からの絡みも織り込んだ長編3作目。1200ページ越えも可能とした製本技術にまず賞賛を送りたくなる。宇宙の追跡行をやるくだりは短編の『銀河北極』にも通じるんだけれど、短編の方は凄まじくキレ味があるのに、長編でそれをやるとやっぱり見事に希釈されちゃってるよなあ。とはいえ細かいエピソードや魅力的な設定の数々は惜しげもなく投入されているし、宇宙史モノSFの醍醐味は1作目以上に味わえる。何だかんだ言いながら面白かったので、次も読んじゃいそうだなあ。2011/08/27

ジョジョ

5
読破!!!!!!!「啓示空間」以上に読み応えがすさまじかった!!2018/08/30

すけきよ

5
実は、このシリーズけっこう好きなんだけど、毎度のことながら、やはり薄味。見た目は、縦か横かわからんビフテキ並なんだけど、食べ応えはプレスハム大量、という感じ(笑)ガジェットとエピソードの連続で飽きさせないし、それなりに面白いものの、どうも没入しきれない。意外な真相も、ラストで二つの軸が交わっても、いろいろな謎を残したままつづく、でも、イマイチ感慨がないんだよなぁ。質量的に重いから、手が解放されたことだけで脳が満足してるのかも。2008/08/15

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