子犬のきららと捨て犬・未来―まあるい、まあるい、ふたつのシッポ

今西 乃子【著】/浜田 一男【写真】

岩崎書店（2015/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 125p／高さ 21cm
• 商品コード 9784265840045
• NDC分類 K916
• Cコード C8395

出版社内容情報

「未来」と「きらら」の出会いから、二匹が仲良しになるまで。犬同士のコミュニケーション、飼い主との信頼関係を描きます。

「ゆれるシッポの子犬・きらら」と「捨て犬・未来」の初コラボレーションです！
今西乃子先生の人気シリーズの主人公「未来」と「子犬のきらら」の出会いから、二匹が仲良しになるまでを描きます。
犬同士のコミュニケーション、飼い主との信頼関係の大切さを伝えます。

内容説明

２匹の出会いから「本当のなかよし」になるまでを、犬同士のコミュニケーション、飼い主との信頼関係をとおして描きます。

目次

人間のおうち
もう、ひとりじゃないよ！
大すき！未来ねーちゃん
未来ねーちゃんの「ひみつ」
なかよしって、どんなこと？
ずっと、ずっと、いっしょ！

著者等紹介

今西乃子［イマニシノリコ］
１９６５年、大阪府岸和田市生まれ。航空会社広報などをへて、旅行記と子どもの道徳・倫理問題に関連した執筆をきっかけに児童書のノンフィクションを手がけるようになる。国際理解や人権教育をテーマにした講演や子どもたちへの授業、教育講演会等で講師もつとめる。著書に第３６回日本児童文学者協会新人賞を受賞した『ドッグ・シェルター』『犬たちをおくる日』『命を救われた捨て犬・夢之丞』（金の星社）や第４８回産経児童文化賞推薦『国境をこえた子どもたち』（あかね書房）などがある

浜田一男［ハマダカズオ］
１９５８年、千葉県市原市生まれ。東京写真専門学校（現東京ヴィジュアルアーツ）Ｔｏｋｙｏ　Ｖｉｓｕａｌ　Ａｒｔｓ卒業。二年間広告専門のスタジオでアシスタント。１９８４年、独立。１９９０年、写真事務所を設立。第２１回日本広告写真家協会（ＡＰＡ）展入選。現在、企業広告・ＰＲ、出版関係を中心に活動。世界の子ども達の笑顔や日常生活をテーマに撮影している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[パグ犬]

児童書なので、文字が大きく写真も多い。悲しい体験の後に改めて信頼を築き上げて行くのは大変なことだと思うけど、温かい気持ちは、ちゃんと伝わるものなのですね。犬を飼い始めて、命を育むことの重大さを強く実感させられるようになりました。子供達にも、何らかのメッセージが伝わればいいなと思います。

2017/05/11

[はむちゃん]

たくさんの捨て犬を助けていきたい、そんな人が増えたらいいなと思いました。悲しい時も、うれしい時もいつも一緒にいてあげれるのが本当のなかよしなんだと思いました。これからもきららと未来がいつまでも一番の仲良しでいられますように。

2015/11/12

[杏子]

西日本読書感想画コンクール指定図書中学年向け。なかよしは、悲しかった時のことを聞いてくれる友だちのこと。そしてなかよしのなかよしはみななかよし、友だちだ。犬たちはそのことを知っている。人間にはそれがわからない。わからないから戦争やけんかをやめられないのだ。動物の保護活動をされている著者の思いがストレートに伝わってきます。本当の友だちとは？あなたの友だちは本当の仲良しでしょうか？いろいろ考えてくれるといいですね。

2017/06/05

[Maki]

小3読書感想文用に購入。犬同志の会話で話がすすみます。読みやすいですが、はて？どんな感想をかくのでしょうか？捨て犬に焦点をあてるか？なかよしの友達に焦点をあてるか？我が子は何を感じ取ったのでしょうか( * ˊᵕˋ )

2017/08/08

[めご]

未来ときららが寄り添って寝ている写真が最高でした。捨てられたり傷つけられたり、悲しい思いをする犬猫さんがいなくなりますように…。全てのわんちゃん猫ちゃんが幸せでありますように。

2024/07/06