内容説明
地球総督となったマッキンタイアは、侵攻を開始した怖るべき異星生命体アルチュタニの無敵艦隊から地球を守るため、巨大戦艦ダハクを駆って、銀河中心部に存在するはずの銀河帝国に救援を求めるため旅立った。だが最初に訪れたシェスカー星系で目にしたものは、完膚なきまでに破壊された惑星の姿だった!刻々と地球へと迫る300万隻を超えるアルチュタニ艦隊。果たして、帝国は今も存在するのか?地球の命運はいかに。
著者等紹介
ウェーバー,デイヴィッド[ウェーバー,デイヴィッド][Weber,David]
オハイオ州クリーヴランドの出身で、現在はサウスカロライナ州のグリーンズヴィル在住。大学時代の専攻は歴史で、特に軍事史に興味があるという。1991年に『反逆者の月』でソロ・デビューを果たす。1993年に発表した『新艦長着任!』は、その魅力的な女艦長、星間宇宙での戦闘の迫真性などでSFファンの心をしっかりとつかんだ。『反逆者の月』3部作ならびに「オナー・ハリントン」シリーズにより、ミリタリイSFの旗手として高い評価を受けている
中村仁美[ナカムラヒトミ]
東京大学文学部卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鐵太郎
8
ま、なんというか。面白いんだよ、これ。面白いけどアメリカ文化そのもの。アジア連合の重鎮であるツィエン元帥が、「腹を割った」話し合いの最後で深々とうなずき、「それから、ジェラルド、わたしのことも “タオリン” と名前で呼んでください」 とやったときには吹いちゃいましたね、やっぱ。アメリカ人はこういう会話がうれしいんだろうけどね。日本人的にどう判断すべきなのかねぇ。アメちゃん文化大好きなら食いつけばいいかな?2008/09/13
400YEN<ふぉー>
5
前回、地球での内乱(長過ぎる)を無事鎮圧・平定したコリン達が、目下アチュルタニの侵攻から地球を守る話し。 ギリギリの連続が続くのですが、よくも悪くも前作の続きという感じ。 魅力的なSF世界が展開されますが、あまり頭を使わずサクサク気持ちよく読んでいくのが良さそうですねこのシリーズは。 段々最萌キャラがダハクになっているのはどういう事!!2016/11/10
sunbuta
5
ご都合の良いストーリー展開だけど、気にならないくらいの面白さ。特にダハク、良い。2011/12/28
トロラ
3
人工知性萌えと燃えがわかってる。やっぱ、AIで泣かそうと思ったらこの展開だよねえ。これしかないよねえ、という感じ。いろんな作品でやられてるしねえ。2016/09/02
medihen
3
3巻が出るというので再読。ご都合主義満載だけど、作者もわかってやっていることなので、気にならない。2009/02/27