内容説明
ローダンは不安な日々をすごしていた。ローダンの脳が移植された老ボルディンの肉体は拒絶反応をしめし、細胞活性装置もない。このままではいつ肉体が崩壊してもおかしくない。一方、異銀河ナウパウムでローダンの唯一の協力者であるドインシュトは、臓器ブローカーから脅迫をうけていた。いまこの老科学者に万一のことがあれば、故郷銀河帰還の可能性は完全に断たれてしまう。ローダンはドインシュトを救おうとするが。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーチャー
11
約2か月ぶりに読むローダン・シリーズ。その間にもシリーズは4冊も発売されてるのに、生きてる間に読み追いつくことできるんかいな?というあきらめに近い疑問を抱きながらも、私は314巻目を読むのであった・・・。2016/02/07
黒猫トム
0
前巻から打って変わって楽しくなってくる巻。 腐っても鯛ではないが、流されてもローダンなのでして!シリーズの主人公の割に自分ではほとんど何もしていないのでは?との謗りが聞かれますが、そうではないのですな!男ローダンここにありでどっこい生きてるシャツの中、いや、他人の頭蓋の中、いやはや!機転で立ち回りどんどん周りを巻き込んでいくとは。千年以上生きてきたミレニアム・マンの真骨頂ということ。 しかしこのサブサイクル「俺が脳だけ拐われて異世界に流された件」はどう決着するのか?結果は自明だけに経過を楽しみに読んでいく2019/04/18