内容説明
超新星爆発を目前に控えた恒星ベテルギウスを周回する宇宙ステーションでは、科学者たちがノヴァ化の進行を観測していた。しかし彼らの真の目的はある極秘計画を実行することであり、そのためには若き天才ウィラード・ラスキンの助力が必要なのだ。だが肝心のラスキンは、すべての記憶を失って遠く離れた惑星カンタノに…。しかも、彼の肉体には驚くべき変化が起こっていた。新鋭がサスペンスフルに描く傑作宇宙SF。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レイス
2
サスペンス部分はまどろこしかった。しかし奇遇なことに、ナノマシンの活躍が前回の本と比較できて楽しかった。こちらは体の主導権をとることもできるNMもいれば、人間の自主性を損なわない程度に感情や発言を操ったりするNMもいて、素晴らしいと思いました。宇宙に来て面白くなりましたが、壮大なスケールに挑戦するにはまだsfが足りないと感じました。宇宙ひもとゲートウェイ…荒唐無稽。壮大な宇宙物理の科学は続きに期待するとしよう。2019/02/17
SHINOBU
0
ベテルギウスの超新星爆発と言えばこれでしょ!と思い出して登録。実際に読んだのはずっと以前w2012/02/24
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