コージーブックス おばあちゃん姉妹探偵〈１〉衝動買いは災いのもと

ジョージ，アン【著】〈Ｇｅｏｒｇｅ，Ａｎｎｅ〉/寺尾 まち子【訳】

原書房（2015/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 359p／高さ 15cm
• 商品コード 9784562060429
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

ピュリッツァー賞候補の実力派作家が描くユーモア・コージー！ おばあちゃん姉妹の凸凹コンビが生まれて初めての最大の謎に遭遇!?

ピュリッツァー賞候補の実力派作家が描くユーモア・コージー！
まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。二人の孫にも恵まれ、教職を引退した今、気に掛かるのは夫の食生活くらい……と思っていたら大間違い！
事の始まりは、お金持ちの姉のとんでもない衝動買いだった。思いつきで店ごとウエスタン・バーを買ったはいいが、まもなく店内で前オーナーの死体が発見され、パトリシア・アンの元教え子が警察に連行された。
まさかそんなはずは！ 彼女はこれまでの平穏な日々（アップルソース作りに老眼鏡の置き忘れ、娘の婿さがしetc.）に、真犯人を捜すという大仕事を加えることに――。
姉妹歴60年、仲が悪いようで仲がいい（!?）おしゃべり凸凹コンビによる珍捜査の行方は？

内容説明

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。二人の孫にも恵まれ、教職を引退した今、気に掛かるのは夫の食生活くらい…と思っていたら大間違い！事の始まりは、お金持ちの姉のとんでもない衝動買いだった。思いつきで店ごとウエスタン・バーを買ったはいいが、まもなく店内で前オーナーの死体が発見され、パトリシア・アンの元教え子が警察に連行された。まさかそんなはずは！彼女はこれまでの平穏な日々（アップルソース作りに老眼鏡の置き忘れ、娘の婿さがしｅｔｃ．）に、真犯人を捜すという大仕事を加えることに―。姉妹歴６０年、仲が悪いようで仲がいい（！？）おしゃべり凸凹コンビによる珍捜査の行方は？アガサ賞受賞作。

著者等紹介

ジョージ，アン［ジョージ，アン］ ［Ｇｅｏｒｇｅ，Ａｎｎｅ］
１９２７年、米国アラバマ州モンゴメリー生まれ。教職を経て、作家や詩人として活躍。１９９３年に詩集Ｓｏｍｅ　ｏｆ　ｉｔ　ｉｓ　Ｔｒｕｅがピュリッツァー賞にノミネート。『おばあちゃん姉妹探偵（１）衝動買いは災いのもと』は１９９６年のアガサ賞最優秀処女長篇賞に輝いた。２００１年没（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ケロリーヌ＠ベルばら同盟]

スケールが違います。富の規模も、考え方も、お買い物も。米国アラバマ州に暮らす元教師パトリシア・アンは、夫と二人、慎ましく健康で長生きを目指した生活を送っています。一方、5歳上の姉メアリー・アリスは、三度結婚して三度死別。その度に巨額の遺産が舞い込み、大変な資産家に。その彼女が、一度ラインダンスを踊っただけで「楽しかったから」とポンと現金で買ったのが、ウエスタン・バー。勿論、死体とトラブルがもれなく付いて来ます。謎解きはさておき、おばあちゃん達の自由さと、アメリカンな社交、選挙シーズンの風物を楽しみました。

2018/09/07

[み]

う〜ん、お話しがちと…。設定とキャラはイイのに。確かに今作の衝動買いしたモノは(@_@)

2015/11/10

[ごへいもち]

衝動買いって楽しいショッピングかと思ったら店を一軒衝動買い、いいなぁお金持ち。すごく元気な６０代姉妹だけど探偵らしいことは何もやってないんじゃ？何かというと薬をすぐ飲むのが気になる。まぁ２０年前の作品だからかなぁ

2015/11/02

[みみずく]

すること全てが派手な姉メアリー・アリスと元国語教師の堅実派の妹パトリシア・アンのおばあさん姉妹のコージーシリーズ。その姉がラインダンスのできるバーを衝動買いし、そのバーで売主だった男が殺されてしまったことから始まる。その現場検証にも立ち会わなければならず、振り回される姉妹だけど、アスピリン摂取量から推し測るとダメージはパトリシア・アンの方が強そう。自己主張が激しい姉に悩まされるけれど、夫に姉を悪く言われると気分は悪い…夫も自分にああしろこうしろとうるさいけどこれから先40年も彼と一緒に居たい…(続

2015/08/17

[ペルー]

読み始めた途端に、アメリカ小説っぽい台詞まわしだぁ～!!という感想(笑)主人公が(私同様に)小さくて、でも病弱で(そこは違う）。退職教員で、事件に関わっちゃゃう。州によって退職年齢も違うのかもしれないけど、定年の事も考える私には親近感が持てるお年頃の素人探偵。登場人物が多くて、ちょっと難儀しました(笑)事件は複雑で終盤までどうなるのかはっきりせず、土壇場でバタバタと解決。表紙がとても可愛いけど、作者が亡くなっているようで、このシリーズはもう1作のみのよう。次も近いうち読みたい。　

2015/12/09