内容説明
ローダン一行がアンドロメダ星雲への遠征に出発してから四年、夫の安否を気づかうモリー・ローダン=アブロのもとに驚くべき報告が届いた。ローダンらが五万年以上も過去へ送られてしまったというのだ。そこでモリーはレジナルド・ブルを説得して、ローダン救出の手がかりを得るべく放浪惑星バルコン探索に乗りだした。バルコン人は、五万年前に銀河からアンドロメダに避難したレムール人の末裔なのだ。かれらならば、なにか知っているかもしれない…。だが、超弩級戦艦で銀河とアンドロメダの間の虚空をめざすモリーらを、思いもよらぬ敵が待ちうけていた!
目次
バルコンへ飛ぶ
時間の迷路
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
8
前半、「バルコンへ飛ぶ」。むろん自分の設定を脈絡もなく取り出して愛でるダールトン節。銀河系間の虚空を飛ぶ惑星バルコンに行けばレムール人の秘密がわかるかも、という根拠がさっぱりわからない理由でバルコンを探してみれば、ありゃ。で、このエピは、誰得?? 後半「時間の迷路」は、5万年前だが結果としてローダンらより500年未来にいる巨大な輸送艦<ディノ3>の物語。時間という超えようのない障害を越えて<クレストⅢ>にカルプ補助エンジンを渡さなければならない彼らは、なにを考えたのか。2018/10/23
llll'
1
.2021/07/28