出版社内容情報
取引がグローバル化する現在、契約法には普遍性が求められるが、一方で契約が締結される地域的実情も反映される。そもそも契約とは何であり、契約法はいかにあるべきか。どのような革新が必要なのか。第一線で活躍する研究者が、契約法をめぐる重要論点について最先端の議論を展開する。
目次
第1章 事情変更法理はなぜ重要なのか
第2章 表意者の認識・判断と意思表示理論―認知科学と法理論のすれ違いの一斑
第3章 関係的契約と信義誠実義務
第4章 不動産賃貸借に関する個人保証の行方
第5章 第三者のためにする契約に対する障害の理由
第6章 別荘地管理契約の解除に関する一考察―制度的契約論からの示唆
第7章 国際投資調停と第三者参加
第8章 外国法の比較研究における共通性と差異
第9章 債権法改正の一側面―錯誤の規定を素材に
著者等紹介
石川博康[イシカワヒロヤス]
東京大学社会科学研究所
加毛明[カモアキラ]
東京大学大学院法学政治学研究科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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