出版社内容情報
東西ユーラシアを統合するモンゴル帝国が動き出す
4月から始まった、3か月であこがれの教養やスキルをマスターする新シリーズ。第1段は『3か月でマスターする世界史』。5月号のテーマは「モンゴルが変えた世界」。
モンゴル前夜の遊牧国家が群雄割拠する時代から、東西ユーラシアを統合したモンゴル帝国の興亡、モンゴル帝国なき後、繁栄の場が陸から海洋に移り、大航海時代が到来するまでを紹介。
広大なアジアでは、遊牧、農耕、商業の三要素が交錯しながら、さまざまな勢力が分裂と統合を繰り返し、歴史を動かしてきた。
アジアに軸足をおいた新たな視点で世界史を知ることで、今世界で起きていることの深層が見えてくる。
過去、挫折した人でも、あこがれの世界史の知識や教養が自分のものに!
第5回 多極の共存 遊牧国家と中華王朝
第6回 モンゴル拡大 東西の統一
第7回 モンゴル時代 空前の東西交流
第8回 帝国の解体 ティムールとルネサンスへ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まえぞう
19
2冊目の5回から8回はモンゴルが中心です。こうしてみると、やはりモンゴルの制覇が転換点だったのですね。2024/08/31
aisu
15
このシリーズを読もうと思ったのは5月号は全面的にモンゴルについてのようだったから。今読んでるマンガ、天幕のジャードゥーガル、ビシャの女王、奸臣スムパトなど、モンゴルが出てくるので。特にジャードゥーガルはチンギス・カンの子供達の話です。マンガで知ってるとより一層興味深く読めます。バットゥータ先生まで名前が出てくる(バットゥータ先生もマンガで…)。モンゴル帝国の成長、その内容、瓦解、ポストモンゴルのオスマン帝国など。次は大航海時代へ…。2024/06/11
YT
12
中華王朝や周辺民族を飲み込み、巨大になっていくモンゴル帝国。彼らは諸民族を一方的に蹂躙したわけではなく、他文化の共生をしていた。 そして、陸路と海路の整備によって、ユーラシア大陸が東西に広く繋がっていく。 その後分裂を迎えるが、他文化への理解やインフラ、方などをうまく引き継いだポストモンゴル国が勃興していく... 世界史をとっていなかった私としては、モンゴルの印象がとても変わる読書になった。2024/06/30
せんべい
8
NHK番組の教則本として購入。ついにユーラシア大陸を大モンゴル帝国が統一。シルクロードの利権を獲得してさらに勢力を拡げるが、やがて分裂。世界史がワールドワイドに連動する。興味深い。2024/06/07
Ise Tsuyoshi
6
シリーズ2ヶ月目。モンゴル帝国で見落とされがちな、商人が果たした役割が強調されている。「14世紀の危機」からポスト・モンゴル、ルネサンス、大航海時代へとつながっていく流れは、歴史を見る視点の一つとして持っておきたい。2024/06/02