NHK出版新書<br> 試験に出る現代思想

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試験に出る現代思想

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140886861
  • NDC分類 133
  • Cコード C0210

出版社内容情報

入試問題「倫理」厳選23問で、現代思想に入門する!

現代思想入門は、この一冊でカンペキ! フロイトからフーコー、デリダ、ドゥルーズにアーレント、サンデルまで。センター試験・共通テスト「倫理」厳選23問を入口に、20世紀以降の哲学の流れと見取り図を示す。基本知識のみならず、フェミニズムやケアの倫理など最前線の思想もまるわかり。学びなおしに役立つ、好評『試験に出る哲学』シリーズ第3弾!

内容説明

現代思想入門は、この一冊でカンペキ!フロイトからフーコー、デリダ、ドゥルーズにアーレント、サンデルまで。センター試験・共通テスト「倫理」厳選23問を入口に、20世紀以降の哲学の流れと見取り図を明快に示す。基本知識のみならず、フェミニズムやケアの倫理など最前線の思想まで網羅。学びなおしにも役立つ、好評「試験に出る哲学」シリーズ第3弾!

目次

1 現代思想の源流はどこだ?―世紀転換期の四人衆(事象そのものへ!―フッサールの現象学;生きることは創造だ!―ベルクソンの「持続の哲学」 ほか)
2 壊れそうな近代を救えるか?―ドイツ・フランクフルト学派の思想(なぜ啓蒙が野蛮へと反転する?―ホルクハイマーとアドルノの「啓蒙の弁証法」;法の根源には暴力がある―ベンヤミンの「暴力批判論」 ほか)
3 ポストモダンは死んでません!―フランス現代思想の展開(「野生の思考」を回復せよ―レヴィ=ストロースの構造主義;「よい子」は権力によってつくられる―フーコーの「規律権力」と「生権力」 ほか)
4 これからの「公正な社会」の話をしよう!―現代正義論とその周辺(全体主義が生み出す「凡庸な悪」―アーレントの「複数性」;自由と平等の両立を求めて―ロールズとセンのリベラリズム ほか)
補論(「ジェンダー論」事始め―ボーヴォワールとバトラー;「正義の倫理」に物申す!―ギリガンの「ケアの倫理」 ほか)

著者等紹介

斎藤哲也[サイトウテツヤ]
1971年生まれ。ライター・編集者。東京大学文学部哲学科卒業。人文思想系を中心に、知の橋渡しとなる書籍の編集・構成を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

肉尊

37
フランクフルト学派・構造主義・ポスト構造主義・現代正義論に至るまで、大学入試問題を手掛かりに解説していく一冊。丸山流に「~であること」から「~すること」という認識論から行動論への転換で現代哲学を考察する向きもあるが、ドゥルーズが説く、同一性は生成変化(becoming)のプロセス=差異から生じる効果であって、生成変化の一時的な状態にすぎないという考えは腑に落ちた。三島由紀夫の『金閣寺』に南泉斬猫の公案があるが、南泉和尚の行為を美とは取出してみると虫歯の如きものと解釈する柏木説には考察の余地があると考えたい2022/11/13

呼戯人

17
気晴らしにちょうどいいかと思って手に取った本。ドゥルーズやデリダも共通テストに出るのかと思って、かなりびっくりした。思想の消費の仕方としては、なんとなく違和感があったりするが、気晴らしに読むにはちょうどよかった。ブックガイドもついて、読書が楽しめる。お風呂に浸かりながら読むのが気分よかった。2022/10/25

クレストン

5
哲学科卒で人文思想関係を中心に活動する編集者・ライターによる現代思想の新書。nhk新書の「試験に出る~」シリーズの3弾。センター試験の倫理で出された問題を冒頭で取り上げ、思想を解説するスタイルで進んでいく。一部はセンター試験では取り上げてなく著者が自作した問題もある。問題を解くという事である程度考えた後、簡潔で読みやすい解説があるので、全く現代思想に興味がなくとも読み進めることができるのではないかと思う。初めの一冊におすすめします。2022/11/20

totuboy

3
センター試験や共通試験の問題として、ある一つの概念を色々な思想家がどのように考えているかを比較させる問題がある。この本はそういった問題をいくつか取り上げてくれているので、比較をするという意味でその差がわかり大変面白い。自分がセンター試験を受けたのは20年前の話で、倫理という科目はこの20年間でずいぶん進化し、新しい思想についても意欲的に問題として取り上げているのだな、と感じる。サンデルやフーコー、デリダやボーボワールなど、子供が使っている「公共」の教科書を一度読んでみたいと思った。2022/10/11

銀雪

2
読書会の課題図書になったので読んだ。実際に解きながら読んだら、結構正解率が高くて嬉しい。それぞれの思想家について学ぶ前の取っ掛かりとしても良さそう。大学のような場所を卒業してしまうと、こういう本で得た知見もなかなか直接還元できたり役立つ場面は少ないし、テーマの割にはさらりと読めたけど、私の中ではあまり内容が残らなかった。ただ、考え方のヒントというか、思考のインデックスを手に入れたような感じはある。関連本も読んでみたい。2024/05/23

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