NHK出版新書<br> 異形のものたち―絵画のなかの「怪」を読む

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NHK出版新書
異形のものたち―絵画のなかの「怪」を読む

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140886519
  • NDC分類 723.05
  • Cコード C0271

出版社内容情報

我々は、何に魅入られ 何を恐れてきたのか――?

人獣、モンスター、天使と悪魔、妖精、異様な建造物から魑魅魍魎まで――。
一見して奇異で不穏、そしてメッセージ性に富む「異形のもの」の美術作品は、
画家の「書きたい」という意志をも凌ぐ「見たい」という大きな需要によって支えられてきた。
それら絵画はなぜ描かれ、なぜ鑑賞者に長く熱く支持されてきたのか。
神への畏れ、異性への恐怖、淫欲と虚栄、人間本性への疑義、薄れゆく信仰心……
描かれた怪の中に人間の本質を読む、「怖い絵」シリーズ著者待望の最新刊!

内容説明

人獣、モンスター、蛇、悪魔と天使、妖精、魔女、異様な建造物から魑魅魍魎まで―。一見して奇異で不穏、そして豊かなメッセージを湛えた「異形のものたち」。それら絵画はなぜ描かれ、どうして鑑賞者に長きにわたり支持されてきたのか。描かれた“怪”から語られざる歴史と人間の本性を明るみに出す、大人気「怖い絵」シリーズ著者の新境地。

目次

第1章 人獣―私たちは何を恐れてきたのか
第2章 蛇―邪悪はいつでも傍にいる
第3章 悪魔と天使―善悪と美醜のかたち
第4章 キメラ―存在しえぬものを求めて
第5章 ただならぬ気配―不可視の恐怖
第6章 妖精・魔女―忘れられたものたち
第7章 魑魅魍魎―画家たちの歓び

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
作家、ドイツ文学者。北海道生まれ。西洋の歴史や芸術に関する書籍執筆、雑誌連載をはじめ、講演やメディア出演など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

167
一番印象に残ったのは表紙にもなっている(でも私が図書館から受け取ってきたのはオレンジ1色の味気ない装丁)セガンティーニの『悪しき母たち』何が悪なのか。それは「堕胎」彼女たちは雪と氷に覆われた地獄で、永遠に樹木に縛りつけられる。枝から生えてきた首だけの赤子が乳房にむしゃぶりつく。私の心に沸いた疑問を中野先生が代弁して下さる。「女を孕ませて棄てた男の地獄はどこに?」ハーピー、メデューサ、セイレーン、魔女。そう言えばひとを破滅させる化物はほぼ女だなあ。絵画が長らく女性には閉ざされていたのだから仕方ないかね。2021/08/05

trazom

150
尋常ならざるものを描いた作品31点が、人獣/蛇/悪魔と天使/キメラ/ただならぬ気配/妖精・魔女/魑魅魍魎の7章に分けて紹介される。インパクトのある図像が次々に登場し中野さんの博識の解説が躍るが、どうも心に残らない。そんな時、白洲正子さんの武相荘に掛かっていた「犬馬難、鬼魅易」(けんばむつかし、きみやすし)の短冊を思い出した。「鬼や魑魅魍魎などの奇異なものを描くのは簡単だが、犬や馬などの平凡なものを描くのは難しい」という韓非子の故事である。白洲さんが大切にされたこの言葉の中にこそ、芸術の本質がある気がする。2021/05/06

きみたけ

108
著者は作家、ドイツ文学者の中野京子氏。西洋の歴史や芸術に関する書籍執筆、雑誌連載をはじめ、講演やメディア出演など幅広く活躍。名画の中の様々な「異形のものたち」を取り上げ、それが生まれた背景を解説しています。人獣・蛇・悪魔と天使・キメラ・ただならぬ気配・妖精 魔女・魑魅魍魎の7つの章立て。ケンタウロスや人魚など人間と他の生物との合体は見慣れていて違和感はないが、特に中世のクリエイティブな異形さが際立っていたように感じました。最後までオールカラーでたくさんの絵画が出てくるので楽しめます。2021/11/27

rico

106
秋の夜長、ハロウィンも近いし?・・・ということで「怪」にひたってみたけど、何だか画家の皆さま、楽しんでません?神話とか宗教とかをテーマにしつつ、自由奔放に怪し気なものを描いているような。ついでにエロも。その中で「不可視の恐怖」をテーマにした章は異質。「死の島」あたりは想定内ですが、ハマスホイの静謐な世界をここにもってくるとは。カバーにもなってる堕胎の罰を受ける女性たちを描いた「悪しき母たち」に、男はどーした!と怒ってたら、「孕ませた男の地獄はどこ?」とちゃんと突っ込んでくれてました。さすが中野さん。2021/10/13

コットン

98
【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉イベントに参加:絵画を通して異形のものたちを紹介。『ミノタウロス』(海外)と『くだん』(国内)の比較は同じ種類とは思えない。ジュゼッペ・アンチンボルドがハプスブルグ家の変人皇帝ルドルフ二世に仕えていたのは良い相性(笑)。ギュスターヴ・モロー『ソドムの天使』は解説があって初めて理解できる。ドメニキーノ『処女と一角獣』の意味ある取合せも面白い。ヴェルヘルム・ハンマースホイ『室内』やフエロニムス・ボス『快楽の園 地獄』の幻想性は興味深い。 2021/08/09

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