内容説明
イチロー、遠藤保仁、井山裕太、藤子・F・不二雄、宮崎駿…彼らは何を大切にして頑張り一流になれたのか?挫けそうになったときに必ず頭に浮かぶフレーズ、若き日に師から言われた忘れられない一言など、自らを奮い立たせてきた珠玉の言葉を感動のエピソードとともに紹介。もがきながら懸命に生きるすべての現代人に向けて、プロフェッショナル36人が贈る、人生を切り拓くための「極意」!
目次
1 立ち向かう、6つの極意
2 くじけない、6つの極意
3 育てる、6つの極意
4 ブレない、6つの極意
5 ひらめく、6つの極意
6 見誤らない、6つの極意
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
28
会議通訳者 長井鞠子:通訳で最も難易度が高い(58頁)。洋菓子職人 横溝春雄:最も大切なのは、特別な技術より工程 に真心を込めて丹念に仕事をすること(125頁)。バスガイド 崎原真弓: 肝心(ちむぐくる)でもてなす。相手を思いやる心 (145頁)。漫画家 藤子・F・不二雄: 仕事量が増えているにもかかわらず、キャラを生み出した(177頁)。 各界の著名人がその道の厳しさや魅力を読者に語り掛ける構成。 2015/04/05
ふろんた2.0
22
くじけそうになった時に活力を与えてくれる1冊。2016/01/20
しろ
13
☆6 「プロフェッショナル 仕事の流儀」をまとめた一冊。三冊目らしい。華やかな業種から職人的な人、専門家など、ありとあらゆるプロフェッショナルの言葉を伝える。思ったより一人一人の分量が少なめに感じたけど、響くものは多かった。その立場に見合った経験、信条がそれぞれある。メインはやはり、遠藤、宮崎監督、井山棋士、藤子F、あたりで確かに面白かったけど、チーズ職人や居酒屋店主、クリーニングの神などが印象深いかな。2014/09/16
のり
8
自分の診断を疑い続けることを課題としているER専門医、林寛之さんの話が印象的。診断と患者さんの症状が合わないとき、自分が間違っていると考えることは大事なこと。「準備と努力は裏切らない(会議通訳者 長井鞠子)」「人の縁で生かされている。これからも縁を大切にして生きていく(居酒屋店主 中村重男)」「ここで働いてよかった、と言ってもらえるような店にしたい(洋菓子職人 横溝春雄)」身の回りにいない職業の方の話は新鮮でした。仕事にかける情熱を見習いたい。2016/10/18
Kaz
4
様々な業界の一流といわれる人たちの、仕事に対する姿勢を紹介しています。どんな職業でも、熱意と信念をもって向き合うことが大切であることが、ビシバシ伝わってくる良書です。「次はどんな職業が紹介されるのだろう」という、別の楽しみ方もできます。是非!2018/10/18