内容説明
戦後、世界に向けて大きく飛躍した日本人。そこには、さまざまな障壁を乗り越えたプロジェクトの苦難の物語があった。
目次
パンダが日本にやって来た―カンカン重病・知られざる11日間
厳冬黒四ダムに挑む―断崖絶壁の輸送作戦
海のかなたの甲子園―熱血教師たち・沖縄涙の初勝利
翼はよみがえった―YS‐11日本初の国産旅客機
国境を越えた救出劇―大やけどコンスタンチン君・命のリレー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
265
特に黒部ダムの話は感動した。今こんなプロジェクトで犠牲者を出したら社会的に叩かれそうだけど、ダムをなんとか作ろうという情熱に感動した。最後は黒部ダム以降多くのダムを作ってきた人でもあれが一番大変だったとの証言にも妙に感動した。あとパンダの話しは元々チベットのパンダだし中国いい加減にしろとかいろんな事は思い浮かぶが、現場の人の苦労に頭が下がる。2016/07/10
Humbaba
11
今とは違って情報を収集するのが困難だった時代.そのような状況で新しい動物を飼育するというのは非常に難しい.まして,失敗が許されないような状況であれば,その困難さは飛躍的に高まる.2013/03/30
ヒコ。
1
黒四ダムについて、堤体工事を受け持った間組が中心であるが、他の工事についても知りたくなる2019/12/17
半べえ (やればできる子)
0
★★★★2017/07/28