NHKライブラリー<br> フロイトからユングへ―無意識の世界

NHKライブラリー
フロイトからユングへ―無意識の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784140841051
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C1310

内容説明

自分の知らない部分、これこそが無意識であり、私たちはそれに操られている。この無意識の構造をめぐる理論をうちたてたフロイトと、彼の著作に感銘を受け親交を深めながらも訣別してしまうユング。まったく異なる方向性を持つ精神分析の巨匠二人が、ともに重要性を認識した「無意識の世界」を通して、人間の心を探究する。

目次

フロイト(無意識とは何か;精神分析の祖先を探ると;心理学者フロイトの誕生;ヒステリーと抑圧のメカニズム ほか)
ユング(ユングの生い立ち;もう一人の巨匠アードラー;人間をタイプに分類する;ユングの八つのタイプ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリリン

16
本書は無意識の世界に興味をもっていたので手にした本。アドラーについても記されている。文字も大きく読みやすい。「芸術を精神分析する」「影とは何か」「母親の元型」「自我と自己」は特に興味を持った。母親が子を呑む...というのも納得できた。だから愛憎なのかと。抑圧されたものは必ずかえってくる...これは自身も感じていた事。易にも触れているが、全員とは言えないかもしれないもののその道で生きている人達が哲学や多くの知識を身につける事に精進している理由もわかった。易は必ず陰陽両面から見る事が大切だから。2018/03/27

シルク

11
朝、「あ☆そーだ、あの本のつづきが読めるんだ(●´∀`●)」と、ワクワクっと目が覚める時…というのを、わたくしは人生のよろこびのかなり上位に置いている。こどもの時は、買ってきたばかりの『りぼん』の最新号がそうだった。最近では、村上春樹の長編小説。読みかけの『ダンス・ダンス・ダンス』がある日々は凄まじくしあわせだった。そんで8/7の夜ですか、この本を寝る間際に、「ちょこっと」のつもりで開いたんす。もう遅いし、どんな感じかだけつかんで、明日読もう、と思って。そしたら、面白いのなんの。眠気とたたかいながら→2022/08/08

ステビア

9
ユングは全然読みたいと思わないなァ。胡散臭い。2016/06/12

ZEPPELIN

4
久々に再読。やはり興味を惹かれるのはフロイトのほう。脳は一度覚えたことは忘れないらしいけれど、そう考えると、物心つく前の記憶も無意識の内にしっかりと入っているということになる。それが急に意識上に出てきたとしたら、自分でも不可解と思えるような行動に繋がるのも納得がいく。もちろん、実際に意識や無意識がどんなメカニズムなのかは分かりませんが。反対に、あれこれと分類するユングが日本で人気というのも頷ける。ただ共感できるポイントはあまりなく、ユングよりだったらアドラーを読んでみたい2015/02/13

肉尊

3
フロイトがユングと父子のように親しくしていて、なおかつユングが自分の命を奪っているのでは。。と気絶しちゃうフロイトさん。アドラーも軽めに入って3者の心理学を様々なエピソードを交えて分かりやすく学ぶことができる良本でした!居酒屋で知りあったカップルの彼女の方がフロイト&ユングを大学で専攻されてたみたいで、二人で彼氏の精神分析をし合ってました∑(๑º口º๑)!!2019/10/29

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