出版社内容情報
ヒンドゥー教とイスラム教への深遠な洞察をもち、
アーシュラムやピータムを創立せず、分厚い本を書かず、
後継者となる弟子をとらなったサイババ。
彼の生涯とその伝道活動の全貌を余すところなく語る。
内容説明
神なる人か、人となって現れた神なのか。数々の奇跡を行い、肉体を超えて今もはたらき続ける、インドでは誰もが知っている大聖者。類いまれなる存在について、緻密な構成と綿密な調査によって検証。
目次
第1章 永遠の観照者
第2章 神秘主義に系譜はない
第3章 知られざる始まり
第4章 師の慈悲
第5章 そして火は消えた
第6章 「お母さん」、ババの気遣い
第7章 真の聖者の会堂にて
第8章 ナーナーが困っている
第9章 私のリーラははかり知れない
サイババに弟子はいなかった
私のサイババ
附記
ダッタートレーヤーの化身としてのシュリ・サイババ
著者等紹介
カマト,M.V.[カマト,M.V.] [Kamath,M.V.]
『イラストレイテッド・ウィークリー・オブ・インディア』誌の元編集者で、45冊以上の著書がある。新聞記者、編集者、報道人として、ムンバイ、ボン、ニューヨーク、パリ、ワシントンD.C.などで優れた業績を残した。『フリープレス・バレティン』、『バーラト・ジョーティ』の編集者、国連特派員、プレス・トラスト・オブ・インディア(PTI)特派員、『ユナイテッド・エイジア』補助編集者、『ザ・タイム・オブ・インディア』のワシントン特派員などを歴任した。2012年現在プラサル・バルティ(公共放送)の会長で、インド・マスコミ協会、マニパル大学の名誉総長。2004年にパドマ・ブーサン賞を授与され、マンガロール大学から名誉博士号を贈られる。2014年没
ケール,V.B.[ケール,V.B.] [Kher,V.B.]
ガンジー主義の熱心な研究者。1984年から1989年まで、シュリ・サイババ・サンスターン・オブ・シルディの理事と出版部門の座長を務めた
澤西康史[サワニシヤスフミ]
1952年、東洋大学英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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