出版社内容情報
小学校3年生~中学生の「総合的な学習の時間」に対応したEテレ「ドスルコスル」の書籍化。
世の中の問題にいつも「どうする?」と頭を悩ませるドスル。「こうする!」と社会の課題にチャレンジするコスル。ふたりと一緒に、本の中でも探究活動に挑戦してみよう!
「ドスル編」「コスル編」と、番組では二つに分かれていた内容を一章にまとめ、子どもたちが社会の問題を自分に引き寄せ、課題を探し、解決できるまでのステップをわかりやすく解説。
番組で紹介された子どもたちの探究活動を、課題設定、情報収集、分析・計画、実行と4ステップに分け、その段階ごとに色分けして掲載。子どもたちの活動の過程をていねいに追うことで、活動時に注意すべきポイントを示す。活動中に使用した探究のヒントとなる思考のノウハウもくわしく紹介し、子どもたちの考える力を養う。
取り上げる内容ごとに付すSDGsアイコンによって、新たな視点も広がる。各自のタブレット端末からQRコードを読み取ることにより、番組や関連動画も視聴できる。
1巻のテーマは「環境を守る」。電気、食品ロス、自然環境にまつわる大きな問題から、子どもたちは自分の身に引き寄せながら課題を見つけ、自分たちなりの解決方法を模索していく。
【構成】
「どうする? わたしたちの電気」
テレビ、ゲーム、スマートフォン、電車、信号……豊かな生活を支える電気が抱える問題とは何だろう? 愛知県岡崎市の中学2年生の活動事例を参考にしながら、考えてみよう。
「どうする? わたしたちの食べ物」
給食、スーパー、飲食店、家庭……わたしたちの周りであまってしまう食べ物はどうなる? 千葉県野田市の小学6年生の活動事例を参考にしながら考えてみよう。
「どうする? わたしたちの自然」
住宅地や工場をつくるための森林伐採、海や川への生活水の排水、車から出る排気ガス……自然環境とどう向き合う? 兵庫県たつの市の小学6年生の活動事例を参考にしながら、考えてみよう。
内容説明
環境問題、キミたちはどう向き合う?自然の大切さを考えよう!
目次
どうする?わたしたちの自然(活動例を見てみよう―兵庫県たつの市の小学6年生の例;実践編(知識を広げよう“インターネット”;データを集めて整理しよう“観察や実験” ほか))
どうする?わたしたちの食べ物(活動例を見てみよう―千葉県野田市の小学6年生の例;実践編(知識を広げよう“メール”;焦点をしぼろう“ピラミッドチャート” ほか))
どうする?わたしたちの電気(活動例を見てみよう―愛知県岡崎市の中学2年生の例;実践編(発想を広げよう“イメージマップ”;予想して比較しよう“予想グラフ” ほか))
著者等紹介
田村学[タムラマナブ]
1962年生まれ。國學院大學人間開発学部初等教育学科教授。新潟大学教育学部卒業後、1986年より新潟県上越市立大手町小学校教諭、上越教育大学附属小学校教諭、新潟県柏崎市教育委員会指導主事を経て、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官。文部科学省初等中等教育局教育視学官として学習指導要領作成に携わる。2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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