プラスチックスープの海―北太平洋巨大ごみベルトは警告する

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

プラスチックスープの海―北太平洋巨大ごみベルトは警告する

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月27日 05時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140815601
  • NDC分類 519.4
  • Cコード C0098

内容説明

海洋に投棄された、想像を絶する量のプラスチックごみは、いまや食物連鎖の中にまで入りこんでいる。微粒子・ボトルキャップ・レジ袋は、海鳥や海棲哺乳類の餌にまぎれ、遺棄漁具は、生き物にからみついて死に追いやっている。すべての命の源である海は、知らぬ間に、使い捨て社会のごみ捨て場になってしまった―。この流れを止めるエコロジカルなイノベーションとは何か?プラスチック普及の歴史から、その毒性、生分解性樹脂の開発まで、海洋ごみ第一人者が調査船での冒険談を交えて、徹底的に解明する。

目次

プラスチックスープ
私は何も知らなかった
合成化学の歩んできた道
地球のごみ捨て場
渦流への調査航海
使い捨て生活の発命
食物連鎖の底辺で
パッケージ黄金時代
つむじ曲がりの科学
ドキュメンタリー映画の撮影
漁網の行く末
海洋生物たちの好物
忍びよる毒物
海洋ごみの科学捜査
プラスチックの足跡を消す
3Rより大事な“R”

著者等紹介

モア,チャールズ[モア,チャールズ][Moore,Charles]
アルガリータ海洋調査財団設立者。海洋環境調査研究者。海洋学、生物学、生態学、ダイバー、海洋カメラマンなど、優秀な研究者や専門家のチームを作り、調査船アルギータで北太平洋ごみベルトの調査航海に挑み、海洋汚染の危険を訴える活動の先駆者となった。世界中で注目される市民科学者である。カリフォルニア州ロングビーチ在住

フィリップス,カッサンドラ[フィリップス,カッサンドラ][Phillips,Cassandra]
新聞記者。インディペンデント映画のストーリーエディター。カリフォルニアとハワイのラン植物園の共同経営者。2006年、ランの培養土としてのリサイクルプラスチック調査プログラムにおいて、農務省の助成金を獲得。ハワイ在住

海輪由香子[カイワユカコ]
東京都立大学人文学部心理学専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りらこ

24
うーむ。難しすぎる。本が、ではない。プラスチック製品なくして成り立っていない私たちの生活から脱却できるのか。できない、と一刀両断してしまったらこの問題に対しての思考停止状態が続くだけである。だからこそ先日のG20でも重要議題とされ、削減目標値も示されたのだ。海に浮かぶプラスチックの数々を見て、問題意識を持ち調査した筆者たち。では自分にできることは何だろう。先日読んだ『プラスチックフリー生活』とあわせて読むと、問題意識が腹のなかで動き出す。はっと気づく。今読んでいるこのカフェのストローの材質.....2019/07/08

yohiiiidayo

22
いつぞやのテレビ放送で、マイクロプラスチックについて気になっていました。改めて読んでみると衝撃的。分解されず、細かくなったプラスチック。そしてそれによる生態系への影響が説明されています。ポイ捨てはダメ、心の底から思えました。2017/05/21

白黒豆黄昏ぞんび

13
アホウドリがプラスチック食うところは文章よりヴィジュアルのほうがインパクト大。2020/04/17

Hiroo Shimoda

13
海洋を汚染するマイクロプラスチックの危険性を訴えた本だが、なんと出版は2012年。日本でストローやレジ袋が騒がれたのはここ数年だから、一筋縄では行かないのが分かる。マイクロプラスチックはプランクトンと間違えられ摂食されるのが問題だと言うから、やはりストローを変えればいいというものではない。2020/03/21

図書室のふくろう

13
既に生活に深く浸透しているプラスティック。衣食住の全てに、色んな形で使われています。最近はそのプラスティックが、海を汚染している問題をご存知でしょうか?それも、スーパーのビニール袋を有料化にするとか、プラスティックストローを紙製にするという程度ですむのだろうか?と疑うほどに。 本書はそんな問題を考えさせてくれるきっかけになりました。「ゴミを出した人は自分で片付ける」そんな基本的ルールが、地球的規模に広がってます。片付けられないなら使ってはいけない。そう改めて思いました。2019/07/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5259876
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。