内容説明
これまでのプライバシー/パブリックの境界を越えて今、人々が自分をオープンにさらし、シェアしはじめている。それは、“パブリックであることが価値を生みだす”ことに、ますます多くの人が気づいてきたからだ。それは個人にとどまらない。企業は、透明性とコラボレーションによるイノベーションの可能性に気づき、政府や自治体は莫大な保有データを公開することで新たな価値を生みだしはじめた。ネットを介して生まれつつある“パブリック”―それは、ソーシャルメディア革命と3.11を経て見えてきた、大公開時代の新しいフロンティアだ。
目次
イントロダクション―大公開時代
パブリックの預言者マーク・ザッカーバーグ
パブリックの選択
“パブリックネス”のメリット
プライベートとパブリック その歴史
パブリック・メディア
プライバシーとは何か?
僕らはどこまでパブリックだろう?
パブリックなあなた
シェア産業
スーパー・パブリックカンパニー
人民の、人民による、人民のための…
新しい世界
著者等紹介
ジャービス,ジェフ[ジャービス,ジェフ][Jarvis,Jeff]
メディア/テクノロジー関連でもっとも高い人気を誇るブログのひとつBuzzMachine.comを運営し、新しいメディア、ジャーナリズム、テクノロジー、ビジネスについて積極的に発言している。また、ニューヨーク市立大学院ジャーナリズム科准教授としてベンチャージャーナリズムを教える。2007年と2008年の世界経済フォーラムでは、「世界のメディア・リーダー100人」の一人に選ばれた。これまでにガーディアン紙やサンフランシスコ・イグザミナー紙でコラムを執筆し、TVガイド誌とピープル誌でテレビ批評を執筆したほか、エンターテインメント・ウィークリー誌の創刊編集長、ニューヨーク・デイリーニュース紙の日曜版編集者兼共同発行人、シカゴ・トリビューン紙とシカゴ・トゥディ紙のリポーターなどを歴任
小林弘人[コバヤシヒロト]
株式会社インフォバーンCEO。1994年ワイアード誌の日本版を創刊して編集長を務める。98年に株式会社インフォバーンを設立、月刊誌や書籍を創刊(07年に事業売却)。06年には全米で著名なブログメディアの「ギズモード」の日本版を立ち上げる。ブログ黎明期から有名人ブログのプロデュースに携わり、ブログ出版の先鞭をつけるなど、ITメディア界の仕掛け人として多方面で活躍。通称「こばへん」。現在、東京大学大学院情報学環の非常勤講師及びBBT大学の教授を務める
関美和[セキミワ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。電通、スミス・バーニー勤務の後、ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
Miyoshi Hirotaka
おーしつ
ふぇるけん
GASHOW
-
- 和書
- ニャーニャの絵日記