目次
第1章 すべては苦しみである(生のはかなさの自覚;社会に生きることの苦しみを知る ほか)
第2章 自己とは何か(二つの自分;自己とは変化するものである ほか)
第3章 心の中はどうなっているのか(場としての心、働きの束としての心;心から流れ出すもの、心の繁茂するもの ほか)
第4章 安らぎへの道(さとりへの努力;水泡は消えて)
著者等紹介
松田愼也[マツダシンヤ]
昭和27(1952)年岩手県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学助手、文化庁宗務課専門職員を経て、上越教育大学助教授。専門は仏教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いとう・しんご singoito2
9
読友さんきっかけなんだけど、その本が図書館になくて、別の本を借りてきました。原始経典「ダンマパダ」からテーマごとに引用しながら仏教の心をエッセイ風に語る本でした。ダンマはサンスクリット語のダルマで発句経と訳される本だそうです。2023/07/12
すぐる
0
○2014/01/23
ヨシシィ
0
原始仏典「ダンマパダ」を、自己・心をテーマに読み解いていく。ダンマは真理、パダは詩句なので、ダンマパダは「真理の詩句」。漢訳ではダンマは「法」と訳すので、「法句経」と訳されるのが一般的。2023/08/27