内容説明
ひとりの青年として生き、悩み、恋をしたモーツァルト。番組のエッセンスを盛り込んで彼の軌跡を「歩く」この本を通して、“人間”モーツァルトを感じてください。
目次
モーツァルトを感じる時間(山本耕史)
モーツァルトの「舞台」
名曲の軌跡35
モーツァルトと女性たち
モーツァルトと声楽曲
モーツァルトと楽器
豊かな個性が語る I Love Mozart
“物語”永遠のモーツァルト(葉山真理)
モーツァルトの時代と今―あとがきにかえて
著者等紹介
安田和信[ヤスダカズノブ]
国立音楽大学非常勤講師。国立音楽大学音楽研究所所員。1967年、静岡県生まれ。国立音楽大学大学院修了。専攻は、18世紀後半を中心とした西洋音楽史。古典派音楽を中心に古楽器を用いた演奏活動などを続ける「オーケストラ・シンポジオン」の音楽学アドヴァイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チョコ
66
モーツァルトの人生のいつの時代のどんな時の曲、という背景かよく分かって、その上で曲を聴くとさらに良さが増す〜✨✨という感じでした!今はなんでも調べると出てくるので、すべての曲を聴きながら楽しめます。そうそう!私はモーツァルト大好きで、何冊も本あったな、つと本棚から引っ張ってきました。 こちらは写真も多くて目からも楽しめます!2021/06/14
はなん
11
NHK「毎日モーツァルト」の本(でいいのかな?)数年前に手にして、冒頭のナレーション担当さん(何しろそれが一番の目的で。。笑)文章のみ読んでその後放置、していたのですが。今回改めて全部読みました。楽曲に詳しければ物凄く楽しい。楽曲に詳しくなくても良い案内になる一冊だな、と思います。ちなみに私は悲しいかな、全く詳しくありません。モーツァルトの舞台を観て読みたくなって手にしたのでした。クラシック素人にも優しい1冊。ただ、贅沢をいえば。。ラストについているモーツァルトの一生を描いた掌編がちょっと…。2013/02/24
Satoshi Akatsuki
5
モーツァルトの一生を駆け足で。モーツァルトのことをさらに深く知りたくなりました。全くの初心者にはちょうどよい一冊です。2016/09/19
ここのえ
1
2006年NHKで,一年間にわたって紹介されたモーツァルトの曲の解説本です。モーツァルトの入門書としておすすめです。 2012/03/25