出版社内容情報
「人体」プロジェクトによる綿密な取材をもとに、救命不能と思われた脳死寸前の重傷患者75人のうち、56人を救った驚異的な脳低体温療法のメカニズムや臨床例を紹介し、医療最前線をさぐるドキュメント。
内容説明
脳死寸前の患者が生還した!蘇生限界点の常識を覆した驚異の治療法が確立した背景には、徹底的に“生”にこだわり続けた人間のドラマがあった。本書は、最先端の医療現場で起きたさまざまな問題点をマス・メディアの目で正確にとらえたドキュメンタリー。
目次
第1章 目の当たりにした奇跡
第2章 脳低体温療法―復活までの道のり
第3章 ドキュメンタリーの現場から
第4章 現代の赤ひげ―素顔の林教授
第5章 広がり始めた脳低体温療法
第6章 新たなる挑戦!―補充療法
第7章 脳低体温療法が開く新しい可能性
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