内容説明
クスッと笑える。ホロリとさせられる。美味しいコーヒーを片手に読みたい、はじめての伊日対訳本。
目次
きれいなイタリア語を覚えるには
イタリア語スラング講座
ラテン系の言葉同士はそのまま通じる?!
ヴェネツィアは確かに美しい。けれど…
タクシー対“タッスィ”
“新ポンペイ”に暮らす
“イタリア時間”と“日本時間”
土足で失礼いたします
がんばれ!“おひとり様”世代
イタリアのカフェに吹き出した新風〔ほか〕
著者等紹介
ジェレヴィーニ,アレッサンドロ・ジョヴァンニ[ジェレヴィーニ,アレッサンドロジョヴァンニ][Gerevini,Alessandro Giovanni]
1969年、イタリア・クレモナ生まれ。よしもとばなな、松浦理英子作品のイタリア語訳を数多く手がける翻訳家、作家。ヴェネツィア大学日本語・日本文学科卒業後、東京大学大学院で学術博士号を取得。現在、早稲田大学准教授。著書に小説やエッセイなどがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aisu
14
イタリア人が書いた母国と日本についてのちょっとしたエッセイ集です。左頁がイタリア語、右頁が対訳になってる日本語。単語注釈付き(だけど少なめ)。とりあえず日本語で読んでしまった。著者が日本語で書いて、それを自身で(自分の母国語である)イタリア語に訳したと後書きで読んで驚きました。著者はよしもとばななをイタリア語に訳して紹介してイタリアで人気を呼んだ方だそうですが、自分の書いた日→伊は別の思考回路を要して難しかったそうです。内容は面白いのにこのタイトル装丁だと一般に手に取ってもらいにくい気がしてそこが残念。2017/02/10
BebeCherie
3
As he is featured on NHK radio Italian course, I wanted to read this essay. This made me laugh a lot. It's challenging to read in Italian.2014/10/12
M2
2
次はイタリア語のみで読むぞ!!
greeneggs
1
イタリア語できないのに買って日本語だけ読みました。 すごく面白かった!いつかイタリア語を勉強するために大事にとっておきたい本です。2019/04/21
ユーディット
1
イタリア語の勉強を一通り終わったけれども、普通のイタリア語の本はまだとても読めないという人が読むのに良い本。写して書く勉強にもなると思う。内容は日本人が書く、ただ褒めるばかりのとは違い、皮肉なのはヨーロッパ人らしいが軽い内容。2013/01/06