出版社内容情報
天下一の女性となった北政所・おね。唯一の武器は相手の心に寄り添える“共感力”だった。斬新な視点から戦国時代を描く大河ロマン小説。
内容説明
天下一の女になれ。秀吉の妻・戦国のゴッドマザー北政所の視点から描く大河ロマン歴史小説。
著者等紹介
田渕久美子[タブチクミコ]
島根県生まれ。脚本家・作家。NHKでは大河ドラマ「篤姫」「江」、連続テレビ小説「さくら」(橋田賞受賞)など話題作を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
97
田渕久美子、「江」に続いて2作目です。豊臣秀吉の物語は何作も読んでいますが、おねが主人公の作品は初めてです。もっと読メで人気がありそうな気もしますが、登録数が少ないのでビックリしました。文章が軽すぎるからでしょうか?おねが、こんなにモテモテ(織田信長、前田利家、豊臣秀長)だったのかが真実かは解りませんが、非常に魅力的な女性だったんでしょうネ。上巻は茶々が側室になるまで、トータルの感想は下巻読了後に。2016/12/18
あかは
42
軽い文体で重みもなく、ちょっとそれはないんじゃないかな?ということも書いてあるけれど、そこさえ割りきって、おねという人物はこういう人というとらえかたもあるのだな、と思えばおもしろいかも。しかし、利家の妻まつの描かれ方は残念すぎる。2017/02/01
Kaz
30
中学生の頃の大河ドラマで「おんな太閤記」が、放映されていた。それで、秀吉の正妻・北政所を知って以来、賢夫人とは彼女のことであるとの認識を持つに至り、また、理想の女性像として私の中に位置付けられた。山内一豊の正妻・千代と並び歴史上で高く評価されているが、共に子宝に恵まれなかったことが、残念でならない。 嫁さんと京都を旅行した時に彼女が晩年を過ごした高台寺を訪れたことが、懐かしく思い出される。 2019/10/28
Totchang
9
初読みの作家かと思ったら、テレビドラマ「篤姫」「江」を生み出した方だった。秀吉の妻北政所についてはあまり知らなかったが、本書によればなんと見事な女性であることか。下巻が楽しみ。2021/04/13
プラス塾長
5
歴史好きな者にはツッコミどころ満載だし、正直物足りない。逆にそんなに詳しく無い人が歴史小説に入る入門編には良いかもね。下巻まで読むかどうかは迷う。2017/06/10
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