出版社内容情報
《内容》 「地域」を研究対象とする地域看護学は地域全体を視野にいれた地域ケアをめざしている.そこで「地域看護診断」の確立にむけて種々の方法でえられた地域の特性や問題を総合的に判断し,活動の目標や評価を明確にする.学生,保健婦・士のテキスト. 《目次》 〈主要目次〉 第1部 地域看護診断の技法 1 地域看護学の理念 (地域看護学の枠組み,地域看護学の基盤) 2 地域看護診断の有用性 (地域看護診断の意義,地域看護診断の変遷,地域看護診断の枠組み) 3 地域看護診断の方法 (既存の資料の活用方法,エスノグラフィー的接近調査の方法)第2部 地域看護診断の実際 4 地域の把握と診断の展開の実際 (既存の資料の収集と分析過程,地区視診の実際, エスノグラフィーの応用,調査の実施,地域の特性の明確化へ) 5 地域看護診断から地域ケアへの展開
内容説明
本書は地域看護学の立場から地域全体(人びとや生活の場を含めて)を把握し、そのニーズを明らかにしていく方法(地域看護診断)の確立を目指したものである。2部構成になっており、第1部は地域看護診断の技法に関する理論が中心であり、第2部は地域看護診断の実際である。
目次
第1部 地域看護診断の技法(地域看護学の理念;地域看護診断の有用性;地域看護診断の方法)
第2部 地域看護診断の実際(地域の把握と診断の展開の実際;地域看護診断から地域ケアへの展開)