都市計画の思想と場所―日本近現代都市計画史ノート

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都市計画の思想と場所―日本近現代都市計画史ノート

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  • サイズ A5判/ページ数 402p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130611367
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

出版社内容情報

従来の制度や技術を超えて,思想と場所という視点から,都市計画史研究の歴史的展開を後付け,今後の行方を構想する.そして社会的な総体に関心を広げ,都市の実態により接近し,社会との接点を柔軟に模索するための「開かれた都市計画史」を多様な主題から探求する.

序 日本近現代都市計画史ノート――都市計画の思想と場所を求めて

第1部 都市と都市計画家

 01 日本近代都市計画における都市像の探求

 02 「中心市街地活性化」のアーバニズム

 03 石川栄耀による都市探求

 04 石川栄耀と「都市」に向き合う都市計画家

 05 高山英華による都市計画の学術的探求

 06 高山英華の戦時下「東京都改造計画」ノート

 07 つくる都市,できる都市,いとなむ都市

第2部 まちづくりと都市デザインの思潮・運動

 08 郊外風景の思想史

 09 民間保勝運動の展開と理念

 10 「都市計画の民主化」を巡って

 11 「都市デザイン」の誕生

 12 大?正人のPAU 建築と社会を結ぶ方法

 13 「三春町建築賞」による地域の建築文化向上の試み

第3部 東京の場所性と都市計画

 14 東京 多様なアーバニズムのアリーナ

 15 浅草 「昭和の地図」の想像力

 16 「湯立坂の景観」の共有範囲

 17 都市計画事業家・根岸情治と池袋駅東口地下街

 18 新宿駅西口広場の問いかけ

 19 東京臨海地域の歴史的文脈

第4部 記憶の継承と都市計画遺産

 20 岩手の詩人計画者たち

 21 三陸地方の都市計画史1 計画遺産

 22 三陸地方の都市計画史2 記憶と意図

 23 三陸地方の都市計画史3 デジタル・アーカイブ

 24 戦後都市計画史における藤沢391街区

 25 再開発ビルをストックとして評価する三つの視点

結 都市計画史の語り手は誰か?



Thoughts and Places on Urbanism: Notes on Japanese Plannning History

Naoto NAKAJIMA

中島 直人[ナカジマ ナオト]
著・文・その他

内容説明

クリティカルな都市計画史へ。来るべき都市計画史の思考と実践。

目次

序 日本近現代都市計画史ノート 都市計画の思想と場所を求めて
第1部 都市と都市計画家(日本近代都市計画における都市像の探求;「中心市街地活性化」のアーバニズム ほか)
第2部 まちづくりと都市デザインの思潮・運動(郊外風景の思想史;民間保勝運動の展開と理念 ほか)
第3部 東京の場所性と都市計画(東京 多様なアーバニズムのアリーナ;浅草 「昭和の地図」の想像力 ほか)
第4部 記憶の継承と都市計画遺産(岩手の詩人計画者たち;三陸地方の都市計画史1 計画遺産 ほか)
結 都市計画史の語り手は誰か?

著者等紹介

中島直人[ナカジマナオト]
1976年生。東京大学大学院工学系研究科准教授。都市計画論・都市計画史・都市デザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wat0072007

0
都市計画を学び直すにあたり選んだ一冊。中島氏は都市計画の本道を行く人であることを感ずる。都市計画とはお上のプランニングだけでは進まず、市民が参加して作り、受け継いでいくべきものだ、という考えに初めて触れた。2021/08/15

しお

0
前半の二部は傑作。後半の二部は関心が薄いテーマも多く半分以上読み飛ばした。序論の都市計画史の分類、19章の東京五輪における「五輪後の東京のビジョンの不透明性」への警鐘、結びの一人称研究や詩の議論が特に面白い。中島先生は場所よりも人を語るときの方が生き生きしている気がする。(建築家に比べて)最近の都市計画家の思想は画一化(歴史を探究、ボトムアップなまちづくり、ヒューマンスケールの都市デザイン)されているような気がしてしまう。もっと過激な思想を持つ人の言葉と都市に触れてみたい。2020/03/05

そうき

0
プランナーの思想と、それが表出していると思われる場所に着目して書かれた論考集。 個々人あるいは個々の運動の根底にある思想を探るという営みは興味深かった。この本で取り上げられるような人たちの歩みは間違った方向ではなかったはずなのに、多くの優秀な人間が携わってきているはずのこの分野において、いまだに都市像が不在ゆえの「都市計画未だ成らず」状態が続いているのはさびしい。2019/12/20

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