文春新書<br> 戦争犯罪と闘う―国際刑事裁判所は屈しない

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文春新書
戦争犯罪と闘う―国際刑事裁判所は屈しない

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166614967
  • NDC分類 329.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ロシアによるウクライナ侵攻とイスラエルによるパレスチナへの非人道的な攻撃。目まぐるしく国際情勢が変化するなか、この二つの戦争に向き合い、プーチンとネタニヤフに逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)。日本人として初めてそのトップに就任した著者は、ほどなくしてプーチンから逆指名手配を受けることにもなった。さらにはトランプ大統領の大統領令による経済制裁の脅威にさらされるなど、世界規模の戦争犯罪に向き合ってきた国際刑事裁判所はいま、存続の危機にある。

第二次世界大戦後にホロコーストに向き合ったニュルンベルク裁判、日本の戦争責任を裁いた東京裁判。二つの軍事法廷裁判にルーツをもち、国際平和秩序を守ろうと奮闘してきた国際刑事裁判所とはいかなる機関か。二つの戦争という異例の事態にどう向き合ったのか。「世界の警察」アメリカが過去のものになりつつある戦後国際秩序の行方とは――。


「世界で起きていることが日本では起きないとは限らない」。「力による支配」がむき出しになりつつある今こそ「法の支配」による安全保障が必要だ。
「ウクライナ戦争の勃発で完全に覚醒した」と語る赤根さんが、その奮闘を通じて未来への責任を語りかける。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎目次
プロローグ プーチン氏から指名手配を受けた日
1章 二つの戦争犯罪の狭間で 国際刑事裁判所が戦争に対峙する
2章 国際刑事裁判所とは 
3章 私はこんなふうに歩いてきた 
4章 国際刑事裁判所と日本の未来
エピローグ 日本発の、「法の支配」を守る動きに期待して


【目次】

プロローグ プーチン氏から指名手配を受けた日
1章 二つの戦争犯罪の狭間で 国際刑事裁判所が戦争に対峙する
2章 国際刑事裁判所とは 
3章 私はこんなふうに歩いてきた 
4章 国際刑事裁判所と日本の未来
エピローグ 日本発の、「法の支配」を守る動きに期待して

内容説明

ロシアによるウクライナ侵攻とイスラエルによるガザへの非人道的な攻撃。二つの戦争に向き合い、プーチンとネタニヤフに逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)はいまアメリカの制裁など危機に直面している。「法の支配」を守ろうと国際紛争の最前線で闘う裁判所の奮闘をそのトップが語る。

目次

プロローグ プーチン氏から指名手配を受けた日
第一章 国際刑事裁判所が戦争犯罪に対峙する―二つの戦争の狭間で(裁判官に立候補したきっかけ;トップ当選するも、不安は拭えず ほか)
第二章 国際刑事裁判所とは(ICCとICJの違い;中核犯罪とは何か ほか)
第三章 私はこんなふうに歩いてきた(理科が好きだった少女時代;まだ封建的だった昭和の名古屋 ほか)
第四章 国際刑事裁判所と日本の未来(アジアの締約国を増やしたい;東京に事務所を設置する意義 ほか)
エピローグ 日本発の、法の支配を守る動きに期待して

著者等紹介

赤根智子[アカネトモコ]
東京大学法学部卒。1982年検事任官。横浜、津、名古屋、仙台、札幌他地検検事、東京高検検事、函館地検検事正などを経て国際連合アジア極東犯罪防止研修所所長、法務省法務総合研究所所長、最高検察庁検事など歴任。名古屋・中京大学法科大学院教授、外務省参与・国際司法協力担当大使なども務めた。2018年国際刑事裁判所(ICC)判事。2024年3月からICC所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

19
日本中が彼女を知ることになったのはプーチンに逮捕状を発付し、そしてロシアから指名手配を受けたニュースだろう。そんな彼女が名古屋出身と聞きどんな人生か興味を持っていたので本が出してくれて嬉しい。3章の彼女の人生の章から読み始めた私をお許しください笑。この本を読むまでICJとICCの違いもわかっていなかった。前者は国家間の紛争、後者は個人を裁く。だから、ロシアではなくプーチンが裁かれたのか。彼女の人生だけでなく、ICCの役割や仕事の流れも理解できた。混沌とした世界でICCが維持できるか。皆で守っていかないと。2025/06/29

桐一葉

4
読んでみたいけど難しい本なんやろなぁ…と思いながら購入。けど、するする読めたー!!賢いひとは分かりやすい文章書いてくれはるんやわー!ありがたい。と同時にほんのり赤根智子さんという人物が伝わってきて、すごく魅力的なひとなんやろなぁと思えた。かなり厳しいお仕事内容やけど悲惨な場面を読むことなく、ICCがどういう役割なのか少しやけど理解がすすんだ。知らん世界やったけど、知りたかったことを教えてもらえてもっと知りたくなった。絶対に世界に必要な存在。2025/06/22

mft

2
「裁判官は死んでも代わりがいる」みたいな発言を何かで見た気がする。プーチンやネタニヤフらに戦争犯罪で逮捕状を出した組織の長としての覚悟だと思うが。この本はそんなICCの紹介がメイン。生い立ちの章を挟んだのはページが余ったからか。読むべきは実は最終章で、日本は国内法の整備が追いついていない(あるいは放置している)という指摘を政治家は重く受け止めるべき2025/07/10

Go Extreme

2
https://claude.ai/public/artifacts/fe95445f-472b-47b9-8fe7-786b6c109706 2025/07/09

札幌一

1
ロシアが指名手配したというニュースを通じて存じ上げた国際刑事裁判所(ICC)所長、赤根智子さんの著作。ICCがどのような仕組みで、どのような歴史を歩んできて、今どのような危機に直面しているのか、とても分かりやすく書かれていて、一気に読むことができた。すごく勉強になった。2025/07/13

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