出版社内容情報
労働市場とそれに関連する教育の問題,国際金融および国内金融など,日本的色彩のつよい市場を対象に精緻な理論による分析を行い,その「体質」を明らかにする.現実経済と経済理論の統合をはかる渾身の著作. 日経経済図書文化賞受賞
内容説明
労働市場とそれに関連する教育の問題、国際金融および国内金融など、日本的色彩の強い市場を対象に精緻な理論による分析を行い、その「体質」を明らかにする。現実経済と経済理論の統合をはかる渾身の労作。
目次
序章 経済理論の役割
第1章 景気循環の諸理論
第2章 履歴現象とDixit‐Krugmanモデル
第3章 「日本的雇用慣行」の再検討―マクロ的視点から
第4章 人的資本形成、景気循環、及び履歴現象
第5章 労使の時間的視野、労働市場の不均衡、及び転職行動
第6章 資本移動の自由化と国際マクロ経済学
第7章 資本移動の自由化、景気循環、及び金融政策
第8章 産業構造の履歴現象と財政政策―実質為替レートの変動と非工業化
第9章 金融システムと資本蓄積
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