出版社内容情報
ミクロ的基礎付けを重視したマクロ経済学の理論と実証分析を用いて,現実の制度・慣行等がその経済のマクロ的なパフォーマンスにどのような影響を与えるかを検証する.第一線の研究者が切り拓くマクロ経済学の最新フロンティア.
内容説明
本書は、最近のミクロ的基礎付けを重視したマクロ経済動学の理論・実証両面にわたる論文集である。
目次
第1部 内生的成長理論(日本的景気循環と経済成長―内生的成長理論と企業組織;企業家・イノベーション・資本市場および経済変動―シュンペーター動学 ほか)
第2部 経済成長と貨幣、インフレーション(インフレーションと経済成長;規模の経済性と貨幣経済における経済成長 ほか)
第3部 設備投資と資本市場(設備投資理論の進展と実証分析の多様化;設備投資と土地投資:19971‐1994 ほか)