内容説明
茶目っ気たっぷりの腕白少年トムは、町の浮浪児宿なしハックを相棒に、いたずらの数々…家を脱け出し海賊気どりの冒険旅行、真夜中の墓地での殺人の目撃、迷路のような洞窟での宝探し、そして稚い恋。シミミッピ河沿いの小さな田舎町を舞台に子供の夢と冒険を爽快なユーモアとスリルいっぱいに描く、おおらかな自然と自由への讃歌。世界中に読みつがれている少年文学の傑作。
著者等紹介
トウェイン,マーク[トウェイン,マーク][Twain,Mark]
1835‐1910。アメリカのミズーリ州に生れ、その後ミシシッピー河畔に移住。『ミシシッピ河上の生活』『王子と乞食』『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリイ・フィンの冒険』等を発表し、19世紀のアメリカを代表する文学者となる。その自由奔放かつ正確な文章は後の作家に多大な影響を与えた
大久保康雄[オオクボヤスオ]
1905‐1987。茨城県生れ。’36の『風と共に去りぬ』を始め、現代アメリカ文学を中心に多数の話題作の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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