出版社内容情報
本書はベイズ統計学を使って実際のデータの分析を行なえるようになることを目的とする.まずベイズ統計学の論理を明確に示し,それに沿って実際に各手法の論理と意味を平易に説く概説書.行動科学のほか,疫学,精神医学,経営学,農学,気象学等に適する.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chris
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6章まで読みました。以前松原先生の入門ベイズ統計を読んで全然わからなかったので、非常に指導的との評判を聞きこの本を読みました。本書にもありますが、ベイズ統計の難しさは伝統的統計学との考え方の違いにあるので、この意味でも歴史的背景について解説されている本書はいい本です。ベイズ統計の精神が漠然とでもわかると、数学的には普通の統計学と同程度の知識があれば読めるのであまりストレスなく読めると思う。数学的に高度?な知識が必要なことは章末だったり、参考文献が挙げられていたりするところも親切(大半が英語の文献ですが)。2013/05/12
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