日本の開発協力史を問いなおす<br> 最大ドナー日本の登場とその後―政策史2・1990年代以降

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日本の開発協力史を問いなおす
最大ドナー日本の登場とその後―政策史2・1990年代以降

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  • サイズ B5判/ページ数 448p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130343213
  • NDC分類 333.81
  • Cコード C3330

出版社内容情報

日本は世界最大のODA供給国となり、インフラ整備、環境問題、民主化支援、平和協力など多岐に渡る援助を展開していた。しかしアジア諸国の成長と中国の台頭、国内から涌き起こる「国益」重視の声などを受け、日本の開発協力政策は新たな局面を迎える。通史編上下巻、完結。

内容説明

アジア諸国の成長、中国の対外援助との共存、国内から涌き起こる「国益」重視の声…。変動する国際社会と国内世論に翻弄されながら日本が模索した独自の開発協力の姿に迫る。政策史1(第25回国際開発研究大来賞受賞作)と合わせ、通史編完結!!

目次

序章 冷戦後の日本の開発協力を考える視座
第1章 トップドナー日本の「国際貢献」努力とその後(「国際貢献」言説の高まりと「ODA大綱」導入;民主化への政策対応 ほか)
第2部 「複眼」の世界を追求した人々―東アジアの挑戦(「キングコング対ゴジラ」の政策含意―代替的視点の提示を試みた『東アジアの奇跡』;知的支援の記念碑としての「石川プロジェクト」―その「謎」と政策含意)
第3部 中国の変容は日本の開発協力に何をもたらしたのか(中国の潜在力解放に対する協力;巨大ドナー中国への対応)
第4部 「黄昏の援助大国」のジレンマ―「良きドナー」のふるまいと「狭い国益」の復活(援助協調の時代―理念と現実のはざまで;「人間の安全保障」の旗の下に ほか)
終章 新しい時代の新しい貢献の可能性を探る

著者等紹介

下村恭民[シモムラヤスタミ]
法政大学名誉教授。1940年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。コロンビア大学MBA。海外経済協力基金(現・国際協力機構)、国際協力銀行監事、埼玉大学教授、法政大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とある本棚

8
国際協力研究の大家が描く日本の国際協力史の後編。前編と比べると同時代的な内容を扱っており、各政策の評価はまた定まってないため、前編と比べ事実の羅列に留まっている箇所が多い。ただ、1990年代以降の国際協力の歩みを概観するにはこれ以上ない内容であり、おすすめできる。本書を一読して感じるのは、①ODAがより直接的な国益を求める手段になったこと、②中国が世界の援助を牽引しており、良くも悪くも日本の援助を考えるには中国の援助実態を視野に入れ、比較せざるを得ないこと、の2点。2022/12/04

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