出版社内容情報
戦後中国の内戦と東西冷戦の環境の中で成立した分裂国家台湾は,70年代末から権威主義体制に訣別し,民主化の方向を歩んでいる.本書は,台湾型の権威主義体制=党国体制の確立・展開・修正・移行を歴史的に跡づけ,民主化と「台湾化」の帰趨を探る. サントリー学芸賞受賞
内容説明
戦後中国の内戦と東西冷戦の環境の中で成立した分裂国家台湾は、70年代末から権威主義体制に訣別し、民主化の方向を歩んでいる。本書は、台湾型の権威主義体制=党国体制の確立・展開・修正・移行を歴史的にあとづけ、民主化と「台湾化」の帰趨を探る。
目次
序章 本書の視角
第1部 戦後台湾の国民党国家(前史―「光復」の重荷;党国体制の確立;党国体制と台湾社会)
第2部 分割払いの民主化(経済発展と社会の変容;国民党国家の変容と対外危機;拡大する「自由の隙間」―移行前期;民主化と「国体」の相剋―移行後期;分裂国家と民主化)
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 追放されたお荷物テイマー、世界唯一のネ…
-
- 和書
- 歌舞伎通