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出版社内容情報
職場で感謝や称賛を交わすことは、なぜ、どのように重要か――ダイバーシティ推進やテレワーク拡大といった現代的課題を抱える組織のマネジメントに有用な、感謝や称賛の多様かつ職場全体にも及ぶ効果やその促進法について、質問紙調査とアプリの活動データから可視化・検証する。
内容説明
「ありがとう」と「すごい」は仕事で大事?社会心理学者が企業と連携した調査・ログデータで実証。誰もがすぐ取り組めて、する側にもされる側にも、さらに「職場」全体にもプラスのアクションとは?!
目次
第1部 感謝と称賛をめぐる研究とその背景(社会的背景―なぜ職場での感謝と称賛が重要か;感謝と称賛に関する心理学的研究)
第2部 実証研究:データから見る感謝の現代的価値(ダイバーシティ推進上の価値;コミュニケーションに対するテレワークの影響)
第3部 実証研究:感謝の効果と促し方(職場における感謝の効果と「落とし穴」;感謝の多様な効果―助け合いを促すメカニズム;感謝を促す方法)
第4部 実証研究:活動データを使用した称賛の研究(称賛の基本的機能の探究;称賛がチームワークと新人の適応に与える効果)
第5部 感謝・称賛の効果と組織マネジメントへの含意(よりよい組織作りのために感謝と称賛でできること)
著者等紹介
正木郁太郎[マサキイクタロウ]
東京女子大学現代教養学部准教授。博士(社会心理学)。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了後、同研究員などを経て、2021年4月より東京女子大学現代教養学部専任講師、2024年4月より現職。主な著書に、『職場における性別ダイバーシティの心理的影響』(東京大学出版会、2019年、日本社会心理学会出版特別賞受賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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