文春e-book<br> さよなら、天才 大谷翔平世代の今

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文春e-book
さよなら、天才 大谷翔平世代の今

  • 著者名:中村計【著】
  • 価格 ¥1,900(本体¥1,728)
  • 文藝春秋(2025/10発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163920290

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内容説明

藤浪晋太郎「大谷、どうでもいいんです」

《徹底取材ノンフィクション》
かつて大谷翔平よりも“天才”と呼ばれた同世代がいた。
大谷に「負けた」と言わせた少年。大谷が落選した楽天ジュニアのエース……。
天才たちは、30歳になってどうなったのか?

筆者は1年をかけて、大谷にも引けをとらない才能を秘めていたかもしれない選手(元選手)たちを訪ね歩いた。

「正直言うと……大谷はもうどうでもいいんですよ」
アリゾナで藤浪晋太郎はこう話した。
戦力外通告、現役引退、そして結婚、子ども……彼らの今を追う。

《目次》
プロローグ  なぜ“藤浪の取材”は3度拒否されたか?

第1章  藤浪晋太郎、30歳の告白
「阪神時代、眠れなくなった」

第2章 怪物中学生は今
大坂智哉「大谷に“負けた”と言わせた少年」

第3章  消えた東北の天才
渡辺郁也「大谷が落選した楽天ジュニアのエース」

第4章 超無名中学生の逆転人生
岡野祐一郎「母親のウソで、ドラフト3位に」

第5章 高卒エリート組の後悔
北條史也「大谷にも藤浪にも聞けなかった」

第6章 大谷世代“最後の1人”
田村龍弘「アイツのことは話せない」

終章 再び、藤浪晋太郎
「大谷、どうでもいいんです」

エピローグ 「さよなら、天才」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nonpono

91
大学に入って1番、良かったことは、日本の各地出身の人と話せたこと、そして、ほんとうに頭の良い人や文章を書ける人、自分の言葉で話せる人を見たことである。東京の私立の女子校出身の自分がいかに「井の中の蛙」だったことを思い知った。さて、本書。帯より、「30歳を迎えた大谷世代の証言ノンフィクション」である。1番、印象的なのは藤浪が尊敬する武豊に大変じゃないかと質問したときの武豊の答えだ。「俺は武豊だと思ってるから」に、読む手が止まった。心が震えた。だから武豊なんだなと合点した。一流は違い過ぎる。明日は有馬記念だ。2025/12/27

fwhd8325

68
サブタイトルが「大谷翔平世代の今」とあります。私の世代で、スーパースターと言えば、長嶋茂雄、王貞治ですが、この二人を遙かに超越しているのが大谷翔平。まさしく少年時代に読んでいた野球漫画がリアルに存在していると言えると思います。そのスーパースターと同じ時代にいた野球少年たち。それは、素晴らしいドラマを感じさせてくれます。どの少年たちも素晴らしい選手であり、大きな夢を持っていました。さよなら天才とは、絶妙なタイトルだと思いました。2025/11/10

ちび太

15
タイトルが素晴らしい。メジャーリーグでもトップアスリートの1人となった大谷翔平選手。しかし、少年、中学、高校とそれぞれで大谷選手より目立っていた同年代の天才がいた。その天才達を本書話では追いかけている。天才達もどこかで壁にぶつかる。トップアスリートまで登り詰めた大谷選手の方が珍しい存在。「さよなら、天才」という言葉が複数の意味を持って頭の中を駆け回る読後感。2026/01/13

ランフランコ

12
大谷世代。以前は藤浪世代と呼ばれていた。今となってはすっかり立場が逆転してしまった。ここには小中高時代に大谷のライバルだった人達が出てくる。当時は大谷より上だった人もいる。こんなはずではなかったと思っているだろう。早熟というのはなかなか残酷なもの。特に肉体的な早熟は成長が止まった後がキツイ。スポーツの世界では大器晩成型が理想的かもしれない。でもですよ、「昔は大谷とええ勝負してたで」とか一生自慢できるんやからええやないの。ほとんど褒められたことすらない凡人中の凡人の俺はそう思うのである。2026/01/07

アメヲトコ

12
2025年10月刊。今や世界の野球の頂点に立っている大谷翔平。その同期にあたる藤浪、北條、田村ら6人の野球選手たちの生き様に迫ったルポです。かつては大谷をしのぐ天才ぶりを発揮しながら伸び悩んだ選手もいれば、補欠から一段一段ステップアップしてプロにまでなるも4年で戦力外になる選手もいたり、才能だけでも努力だけでもダメな厳しい世界です。それでもかつての「天才」と折り合いをつけながらそれぞれの道を懸命に生きる姿は尊いです。2025/12/19

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