出版社内容情報
動いているとはどういうことか.形とは何か.奥行きを感じるのはなぜか.あたりまえに見えて,実は非常に複雑なしくみを持つ視知覚の成立過程について,乳児を対象とした行動実験と脳科学からの知見をもとに,発達に沿って概観する.色の好み,色の変化や動きへの感度,空間表象の獲得について補訂.
内容説明
いつ、どのように見えるようになっていくのか。色、変化、動き、形、空間、顔がわかるのはなぜか。脳の発達に沿って視知覚のなりたちに迫る好評テキスト。色の好み、色の変化・動きへの感度、空間表象の獲得について補訂。
目次
第1章 視力
第2章 脳の発達と障害
第3章 色を見る
第4章 時間的な変化を見る
第5章 動きを見る
第6章 動きから構造を復元する
第7章 形を見る
第8章 空間を見る
第9章 顔を見る
著者等紹介
山口真美[ヤマグチマサミ]
中央大学文学部教授
金沢創[カナザワソウ]
日本女子大学人間社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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