内容説明
帝国軍と西海で激突した最中、離ればなれになった二人と一匹。リンゼイ・ヴォーは反乱軍の旗印に祭り上げられ、ファティオータはオハリオ二世に捕らわれてしまう。一方、シルッカはひとり海中の第四界に落ちていた。それぞれに強大な敵―オハリオ二世の姿を知り、闘う決意を固めるが…。シルッカはファティオータを解放し、リンゼイ・ヴォーと父の因縁をほぐせるのか！？壮大なファンタジー、堂々完結。
著者等紹介
黒川裕子［クロカワユウコ］
９月２８日生まれ。大阪府茨木市出身。京都外国語大学卒業、エジンバラ大学大学院修士課程修了、会社員『金翅のファティオータ』にて第６回Ｃ★ＮＯＶＥＬＳ大賞を受賞し、デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nono
10
図書館本。シリーズ完結。帝国の思惑に操られ、竜騎士のシルッカと離ればなれになり捕らえられた女王竜。彼女を取り返そうとシルッカ達の奮闘は⁉うーん、旨く纏められたものの全て解決すっきりとはいかないもどかしさ。思わせ振りな伏線回収をきっちりして欲しかった。唯一の相手としての竜と竜騎士、階層に別れた世界、不思議な力と壮絶な運命。ファンタジーの王道を行く話で多彩な人々の波乱の人生を楽しみつつ読了。2017/06/24
こめっこ
8
1巻からの成長がめざましいですね。竜と少年と王子の物語、面白かったです。続編も読めたら嬉しい。2012/04/02
月華
5
図書館 最初の印象は政治家達の腹の探りあいでした。いかに自分たちの利益をあげるか。利益のないことには一切何もしないんだろうなと。その中で、ネルの思いがとても暖かく感じました。2011/11/11
れいき
5
たぶん4回目の再読。ヤンデレでツンデレでクーデレな皇子がシルッカにデレッデレになってるのが楽しくてしかたない最終巻。まだ謎のまま放置された部分があるので、いずれ形にしてくれるものと期待。ラルファンとシルッカの誤解を招きそうな子連れ旅の様子も知りたいわーちょう知りたい。2011/05/23
巡
4
最終巻。皇帝の手に落ちた女王竜を救うため、西と南の連合軍と協力して、第四界で眠り続けている黒竜の元へ。後半の過去視能力とかはちょいちょい話出来過ぎた感あったけども、読んでいて楽しかった。皇子の描写が毎回力入って綺麗だったｗ2015/05/10
