Ｃ・ｎｏｖｅｌｓ ｆａｎｔａｓｉａ 海賊とウェディング・ベル―クラッシュ・ブレイズ

茅田 砂胡【著】

中央公論新社（2009/03発売）

• サイズ 新書判／ページ数 231p／高さ 18cm
• 商品コード 9784125010670
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

出版社内容情報

辺境宙域で海賊の被害が続出！　調査に赴いたマクスウェル船長の前に現れたのは《パラス・アテナ》!?　お待ちかねの最新刊！

内容説明

画面に現れたのは共和宇宙でも五指に入る大手保険会社キャピタル・ジェネシスの役員、ビル・ロギンスである。「マクスウェル船長。―実はガリアナ星系へ跳んでもらいたいのです」ダンの表情が少し変化した。ガリアナ星系は年間数十万隻が通行する航路だが、海賊が跳梁跋扈することで有名な宙域でもある。「海賊被害を減らす切り札となるかもしれないものを、なるべく速く届けていただきたいのです」断ろうにも既に断れない雰囲気だ。「おばさん、えらい人はどこ？」ジャスミンはそれが自分に対する問いかけとは思わなかった。幼い少女の声だったからだ。―ダンへの緊急依頼とジャスミンに声をかけた少女。この二点が重なる時、とても恐ろしい事件が…。

著者等紹介

茅田砂胡［カヤタスナコ］
５月３日生まれ。デルフィニアシリーズで小説デビューをはたす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[エンブレムＴ]

口絵イラストを見て「今巻はホラーなんだな」と思って読み始めた人は私だけではないはずだ（笑）舞台は無法者の海賊達が跳梁跋扈する魔の宙域・ガリアナ星系。海賊相手となると、元・海賊王ケリーが絶大な魅力を振りまくのか？それともダイアナが敵の人工頭脳をたぶらかしまくるのか？と思いきや、女王・ジャスミンがチカラずくの人タラシ状態にｗｗｗ「てめえ、実は男だな！」ひたすら爆笑です。そして読了してみれば、一コマでホラー作品の迫力を出した彼女の出番は全くなし。あえてあのシーンをイラスト化する鈴木理華さんのセンス、恐るべし！

2011/04/25

[UK]

オールスターキャストのシリーズだけど、やっぱりジャスミンが最高だな。この巻ではジャスミンが中心で、大活躍してくれる。何をやってもカッコいいし、おかしいし。ごくたまーにちょっと可愛いのがまた笑わせてくれる。そういう意味ではやっぱりケリーも脇役として必要だね。にまにまが止まらないお話でしたわ。

2018/02/05

[まりもん]

やっぱりジャスミンの男気に皆惚れるよね。

2011/08/01

[珂音]

表紙の二人、不適な笑いを浮かべてるところが怖いんですけど～～～ぉこの握り拳も「俺達に逆らう者は叩き潰す！」って決意がにじんでてさらに恐怖が増してるんですが～～～(>_<)　この怪獣夫婦、好きです（笑）

2010/10/27

[めりた＠かりた]

【再読】久々にケリーの海賊時代を知る人物登場でした。って言うかダルチェフの役人や軍人ってなんでこんなにバカばっかりなんだwww(笑)ジャスミンにこてんぱんにやっつけられてスキッとしました。ケリーって結構ちょくちょくジャスミンに告げ口するよね。ジャスミンが激怒するのわかっててやるんだもん、ケリーの愛を感じるわwwwヽ(￣▽￣)ノ

2016/09/11