角川新書<br> 「太平洋の巨鷲」山本五十六―用兵思想からみた真価

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角川新書
「太平洋の巨鷲」山本五十六―用兵思想からみた真価

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  • サイズ 新書判/ページ数 329p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040823829
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

名将か、凡将か?
純粋に「軍人」としての能力を問う。
太平洋戦争開戦80年。『独ソ戦』著者の新境地、五十六論の総決算!
戦略、作戦、戦術の三次元で神話と俗説を解体する。

戦争に反対しながら、戦争を指揮したことで「悲劇の提督」となった山本五十六。
そのイメージは名将から、その反動としての凡将・愚将論まで、百家争鳴の状態となっている。
しかし、これまでの研究は政治との関わりに集中し、軍人・用兵思想家としての評価は後景に退いていた。
戦略・作戦・戦術の三次元における指揮能力と統率の面から、初めて山本を解剖する!

■山本は独ソ和平工作を仕掛けていた
■真珠湾攻撃、第二撃は当時から断念やむなしの空気だった
■ハワイを爆撃できる航空機を求めていた山本
■MI作戦(ミッドウェイ攻略)は最初から杜撰な計画だった。
■1930年代の山本の評価は「軟弱な親英米派」
■第一次ロンドン軍縮会議では山本は艦隊派に与していた。
■航空主兵論に大きな影響を与えた堀悌吉
■陸攻は戦略爆撃でなくアメリカ艦隊撃破のためにつくられた
■「半年か一年の間は随分暴れてご覧に入れる」の真相
■山本は戦艦を捨てきれなかった
■ミッドウェイで戦術的怠惰はあった

【目次】
序 章 山本五十六評価の変遷と本書の視点
第一章 雪国生まれの海軍士官
第二章 翼にめざめる
第三章 戦略家開眼
第四章 第二次ロンドン会議代表から航空本部長へ
第五章 政治と戦略
第六章 連合艦隊司令長官
第七章 真珠湾へ
第八章 山本戦略の栄光と挫折
第九章 南溟の終止符
終 章 用兵思想からの再評価
あとがき
主要参考文献

内容説明

名将か、凡将か?太平洋戦争に反対しながら、連合艦隊を指揮したことで「悲劇の提督」となった山本五十六。そのイメージは百家争鳴の状態となっている。しかし、これまでの研究では、軍人・用兵思想家としての評価は後景に退いていた。戦略・作戦・戦術の三次元における指揮能力と統率の面から、初めて山本を解剖し、神話と俗説を解体する。『独ソ戦』著者の新境地、五十六論の総決算!

目次

序章 山本五十六評価の変遷と本書の視点
第1章 雪国生まれの海軍士官
第2章 翼にめざめる
第3章 戦略家開眼
第4章 第二次ロンドン会議代表から航空本部長へ
第5章 政治と戦略
第6章 連合艦隊司令長官
第7章 真珠湾へ
第8章 山本戦略の栄光と挫折
第9章 南溟の終止符
終章 用兵思想からの再評価

著者等紹介

大木毅[オオキタケシ]
現代史家。1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員、陸上自衛隊幹部学校(現陸上自衛隊教育訓練研究本部)講師等を経て、現在著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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skunk_c

70
気鋭の戦史研究者の手による、用兵思想から山本五十六を論じた書。その試みは一定の成果を上げているとは思うが、「あとがき」にあるように、どこか山本の人柄に引きずられて、やや評価が甘くなっているようにも思う。それだけ魅力的な人物ということなのだろう。本書を読んで思うに、山本が「勝っているうちに外交で戦争を終わらせて欲しい」と考えていたようだが、著者が指摘する20世紀の総力戦がそういった終わり方が難しいということに、山本が気付いていなかったことが実は本質ではあるまいか。勝てば続けたくなるのが軍の宿痾だろう。2021/07/18

六点

22
「人間」としては阿川弘之を始め、汗牛充棟としか言いようがない程、帝国海軍を代表する軍人である山本五十六。彼をロンメルやグデーリアンを犀利な筆で分析した著者による「戦術・作戦・戦略」の次元から分析した著作である。読後、頭に浮かんだ山本に対する評価は「能吏」と言うしか無い。「海軍搭乗員の心」を掴んだかもしれないが、陸軍の如く航空士官学校を作ったわけでもない。海軍軍縮条約には鵺的対応である。官僚としては間違いのない行動である。作戦家としての評価は低い。軍人を続けるのではなく政治家になるべき人だったのだろうねえ。2021/07/18

nagoyan

20
優。副題「用兵思想から見た真価」のとおり、本書は山本五十六の評伝ではあるが、全人格的な評価は目指さない。用兵家として、戦術レベル、作戦レベル、戦略レベルのそれぞれについて山本の評価を試みる。山本は、戦中は神格化、戦後は悲劇の英雄、その後、80年代に入り凡将、果ては愚将と毀誉褒貶の激しい人物。背景には旧海軍の派閥争いも。筆者の筆致は慎重ながら、山本は、将帥としては統率者の能力は高いが、寡黙が仇。作戦家としては過失あるも、戦略家として高い評価を与える。「い号」作戦哀し。これは永野が天皇に正直でないのが原因か。2021/07/11

てつのすけ

18
私は、太平洋戦争において大日本帝国海軍といえば山本五十六元帥というほど、偉大な海軍軍人と考えている。本書の「名将か、凡将か?」との帯を見て、非常に興味を持ち読んでみた。日独伊三国同盟および米国との戦争反対、航空戦力に対する考え等、当時としては先進的であり、名将と解してよいのではないかと考えるが如何に。2023/11/19

鐵太郎

15
戦史に名を残す赫々たる戦果をあげ、戦場で戦死した悲劇の将となり、英雄と讃えられ、名将・聖将と持ち上げられた後、戦後さまざまな評価の末に凡将・愚将とまで貶められた山本五十六という海将を再評価した伝記。今まで評価の対象となっていなかった「純粋な軍人」という規準により、用兵思想家としての山本を現代の戦争の階層的分類に従って、戦術・作戦・戦略の三つの次元で分析します。戦術指揮官としては未知数、作戦指揮官としては優劣相半ば、戦略指揮官としては先見の明のある名将、という大木氏の評価の内容はどうなのか。2023/07/17

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