内容説明
16歳で天涯孤独の身、24歳で起業するも倒産の危機や愛娘の死に襲われつつ絶望の淵から生還した経営者。集団レイプの悪夢と交通事故の後遺症に苦しみ自殺未遂。やがて極道の妻になり、刺青、指詰めも経験した女性起業家。筆舌に尽くしがたい壮絶な人生を歩んできた2人が、どんな試練も乗り越える方法を伝授。
目次
命の授業(柳瀬経子)(集団レイプ、自殺未遂;極道と結婚、すぐに妊娠;平穏もつかの間、長男が逮捕される ほか)
心の授業(市川善彦)(平常心!と大声で叫ぼう;トラウマにいつまでも引きずられるな!;過去の地獄体験に光を当てよう ほか)
魂の授業(柳瀬経子)(すべてを許したとき、すべてのことから許される;人生で起こることはベストタイミング;万人に好かれるなんて不可能なこと ほか)
著者等紹介
市川善彦[イチカワヨシヒコ]
1952年、長崎県佐世保市生まれ。生まれてすぐに実母と生き別れ。中学3年のとき、父の事業が倒産。父だけ夜逃げして、育ての母と二人に。その後しばらくして母も病死。16歳で上京、スーパーの住み込み店員に。その後、歩合制の訪問販売、警備会社のガードマン、自衛隊勤務などを経て、24歳のとき福岡市に警備保障会社「日本ガードサービス」を創業、社長となる。しかし、保証人倒れや銀行の貸し渋りに遭い、倒産寸前に。同時期、愛娘の突然死に遭遇、煩悶と苦悩の日々を送る。どん底のなかから「幸せになる法則」「心の経営」を見出し、35歳より自社ビル、社員寮などを取得して完全無借金経営の体質をつくり、現在、社員150名、自己資本比率95%の優良企業として注目を集めている。講演は年130回。心の生き方を提唱する「よびりん学校」を全国4カ所で開催。「アスカビジネスカレッジ」の講義も好評。福岡大学経済学部非常勤講師。福岡信用金庫総代。中小企業大学校講師
柳瀬経子[ヤナセケイコ]
1947年、高知県佐川町生まれ。1965年、高校を卒業。1969年よりヤクザの夫と暮らし始める。太ももに刺青を入れ、女ヤクザと呼ばれる日々を送る。のちに夫が組から絶縁されたのを機に、堅気の生活に戻る。1993年、次女が通っていた小学校のPTA役員となり、精力的に活動する。1998年、起業家として自立を決意、愛媛県松山市に縁起物専門店「コンソーレ」を開店。四国女性起業家ネットワーク・サフィニアプラス代表。2001年9月11日の同時多発テロをきっかけに、世界中の子どもが平和に暮らせる社会を残そうと、2002年9月、ニューヨークのパレードに参加し、よさこい踊りを披露。2003年9月にはインターナショナルカルチャーパレードに参加、ワシントンスクエアパークで日本の伝統文化里神楽を披露。現在、アフリカに学校を創るプロジェクトを立ち上げ、色紙を描いて、学校建設資金の募金活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蒼黒のスパイダーマン@色々勉強中
きまま