内容説明
江戸湾埋め立て、水道設備、防火対策…江戸は優れた近代都市だった。中世から近世に移行した時期から幕末まで、徳川家の都市計画によって変貌した江戸とそこに暮らした人々との関わりを紹介しながら、江戸の成長発展の歴史をモノから探る。
目次
争乱から安定へ(乱暴狼藉の禁止、安定の時代―豊臣秀吉禁制;知行安堵で軍功促進―徳川家康判物 ほか)
泰平三百年の江戸(大坂夏の陣軍功の胴服―萌葱練緯地菖蒲花文小紋染胴服;豪華徳川家の威勢示す―白紺糸威具足 ほか)
都市の風景(渦巻状の水の防御線―分間江戸大絵図;吉良邸と幕府の犬小舎が描かれる―改撰江戸大絵図 ほか)
災害と騒擾(外国人が描いた焦土―明暦の大火罹災市街の図;車長持から大八車へ―江戸火事図巻 ほか)
著者等紹介
斎藤慎一[サイトウシンイチ]
1961年生。東京都出身。明治大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現・東京都江戸東京博物館学芸員。史学博士。日本中世史専攻
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