出版社内容情報
一九二〇年代、日本に政党政治、国際協調、都市中参階級の時代が到来した。しかし、わずか十年後には軍部と戦争の時代が始まる。こうした激動期をどう理解すべきか。日本は世界の変化とどう関係したのか。そして、なぜ勝算の見えぬ戦争に突入したのか。二つの時代を併せて考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sanchai
3
このシリーズはものすごく面白い。政党政治がどのように衰退し、軍主導で戦争に突き進んでいってしまったのか。同じ過ちを繰り返さないよう、日本では何がどうなっていったのかを、これ読んでちゃんと知っておかねばならないと強く思った。2020/02/02
夢仙人
1
戦争への道は、政党、マスコミの責任が最も重い。2017/05/16
YayoiM
0
非常に面白い。日本史選択者は基本に読んで欲しい。通り一遍の日本史の授業はほんと近現代史では百害あって一利なしなんだろうと、この本を読んで思った。
ken
0
なぜ北岡伸一はこんなに清沢がすきなのか。2010/08/10
かじやん0514
0
日本軍国主義を生んだ構造的な要因についての考察が足りない気がする。2009/08/25