谷崎潤一郎全集 〈第5巻〉 二人の稚児

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  • サイズ A5判/ページ数 527p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784124035650
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

聖と俗のはざまで揺れる少年たちを古典的題材の中に描いた「二人の稚児」、映画にまつわるグロテスクな悪夢「人面疽」、美女と暗号と覗きにまつわる犯罪小説「白昼鬼語」など、時代物から探偵小説まで、題材と手法を模索し続けていた大正中期の異色作を中心に、谷崎の芸術観が吐露された中篇小説「小僧の夢」も初収載する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

訪問者

5
「二人の稚児」、「人面痘」、「金と銀」、「白昼鬼語」はどれも谷崎らしい作品。そして初読の「十五夜物語」がなかなかの良作。2019/07/22

MatsumotoShuji

1
谷崎三十過ぎの作品群。ホラーっぽいものがあるかと思えば、借金の話があり、殺人事件が起きると思えば、催眠術も出てくる。勢いがあって、放っておいてもストーリーがあふれてくる様子がよく伝わってくる。ところで谷崎の短編のあらすじをまとめたサイトって、ありそうでないんだよね。なければ自分で作るしかない?2017/11/13

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